ドレッドのあの人 | 風紋

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鋼の錬金術師ファンの雑文ブログ



  リンとランファンに愛が偏っています

今日、スポーツクラブの太極拳のクラスに行ったら
刈り上げドレッドであごヒゲで赤い短パンとノースリーブシャツという
「兄さん、アンタ太極拳っつーよりカポエイラじゃないんか?」と言いたく
なるようなスタイルの男性が来ていました。
平均年齢60歳代のこのクラスでは明らかに浮きまくっています。
でもマジメに動きトレースしようとしてて、そのついていき方が全くの
初心者ではない感じだったので、なにか格闘関係の経験者なのでしょう。
太極拳はやってみた感じ、彼の求めるものに通じただろうかと要らん心配を
してしまいました。
彼が来週も来たら、何の競技をやってる人なのか聞いてみたいです。
ドレッドヘアで通せる競技・・・何なんだろ?


そしてドレッドつながりでイズミ師匠のことをちょっと。
彼女の髪型はパーフェクトガイドブック2の『師匠物語』やわが子を人体錬成
した時の回想シーンでは普通のストレートヘアですので、ドレッドにした
のはそれ以降のことでしょう。
イズミ師匠がカリブ海文化に傾倒したのかどうかは分かりようがないですが、
ある種の諦念のもとであの髪型に変えたのだろうなと思います。


『主婦だ!』が決まり文句で「ただの肉屋の女房ですよ。」というイズミは
実はわが子を人体錬成して扉を開けて戻ってきたほどの力量のある錬金術師
で、真理を見たことのある人物。
これから「最後の戦い」ではきっと重要な役割を果たすと思われます。
そしてそれは「母になりそこねた者が別の意味で母となる」ことなのでは
ないかと思います。
具体的に誰と絡んでどんなエピソードになるといったことまで詰めて考え
られていないのですが、鋼の物語のなかであまりに「母」の存在が薄いの
は最後にそれが描かれるからではないかと漠然と思うのです。


エドとアルの美しく心の痛みを伴う思う出のなかの母だけでなく、もっと
苛烈で強い、現実にがっぷり組み付く母。
そんなものがこれから見られるのではないかと個人的に期待してます。