ヤオ族とアメストリス | 風紋

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鋼の錬金術師ファンの雑文ブログ



  リンとランファンに愛が偏っています

不老不死の法を探しに」アメストリスに旅してきたリン達一行ですが、
どうしてアメストリス行きを選んだのかと考えていこうと思います。


まず単純にシンの中でもヤオ族の居住地がアメストリスに近かった、という
理由が考えられます。
実際の中国少数民族のヤオ族も雲南省あたりの民族ですので、一番
西のほうに位置しているといえます。
ついでに、実在のチャン族は四川省の民族だそうで、なるほどメイ・チャン
がシャオメイを連れてるのはそういう訳でなんですね。
他の民族もこぞって「不老不死の法」を探しているのなら、山東省あたりの
民族は日本の若狭に人魚の肉を探しに行っているかもしれません(笑)。


次に土地勘があったのでは?と考えます。
以前通じていた鉄道ルートが近かったとか、商隊の中継地とかで
アメストリスと行き来をよくしていた、とも考えられます。


そして完全に捏造ですが、リン母は皇帝の妾妃になるくらいなんだから
すごい美人なんだけど、実はアメストリスとのクォーターだった、
なんて想像しています。


リン祖父は野心家で風来坊で、アメストリスとの交易で勢力をつけた男で
砂漠に出没する野盗狩りなんかでブイブイいわせてて、たまたま目にした
アメストリスとの混血の娘を気に入って嫁にしちゃった、とか。
そして生まれた子どもはエキゾチックな容貌の美しい娘になって妃になった。
そしてリンは老いたりといえど美しい祖母からアメストリス語を教わって
いたと。
鋼の世界にはキリスト教がないので、シンでアメストリスの言葉をしゃべる
ような人は血縁があるとかが一番可能性が高い気がします。
現実の清にはイエズス会の宣教師なんかが来ていたので西欧の文化や言葉
が入ってきていましたが、そのセンがなくなるので。


ただ、皇帝の妃になる娘が混血ってアリなのかなという疑問があったのですが
シンも清も多民族国家なので、そういうことは関係ないようです。
むしろ後宮は各民族の美人博覧会状態で漢民族系・満州系・朝鮮族系・蒙古

系等々と色んなタイプがいて、「さすが西の方の女だな」と喜ばれるような容貌
の娘を差し出すのは自然な流れかと。


以上は極めて個人的な妄想ですが、この考えで行けば、
ヤオ族にはロス少尉を受け入れる素地がもとからあったんだという
ムリヤリなオチにもっていけるのでは?なんて思っているのです。
マリア・ロス少尉、今シンでどうしているんでしょうね。