笠岡が私のツボにはまりまして、しつこくご紹介したいと思います。

 

今日はこの笠岡港から笠岡諸島の真鍋島に向かう予定です。

真鍋島はPS2のソフト「siren2」の夜見島のモデルの一つでして。

それこそ18年前から来たかった聖地です。

 

ついでに笠岡港は横溝正史の「獄門島」「悪霊島」のスタート地点でもあります。

(小説も映画も)

このショットは獄門島へ向かう金田一さんが立っていた場所。

(悪霊島だったかな?ネトフリに無くて見返せない・・)

昔はここに旅客ターミナルがありました。現在は50mほど右にあります。

 

Googleマップでは2015年から更新がなくって、元のターミナルの写真が手に入ります「田舎あるある、Googleマップがなかなか更新されない」

これこれ、これ映画に映ってますよー。

 

この元ターミナルの目の前には、元旅館かな?現在はお土産屋というか休憩所というか・・微妙な店舗表示がありました。だが空いてないのでわかりません。

この周辺は昭和30年くらいで停止していまして、ほぼ廃墟。

船が来るまで沢山探索しました。

 

近くにあった元産婦人科

 

また近くに教会があり・・元スナックっぽい喫茶店やら、なんだか笠岡は全体的に怪しげな雰囲気がありました。

 

新しい家なぞ一軒もない、ターミナル周辺は映画当時のままの姿です。

 

すごいんですわ・・ほんと・・戦後すぐのバラック廃墟だらけ。

 

オシャレレトロなんざスゥイートだぜって感じの迫力です。

 

この「住吉理容院」が現役でGoogleマップに乗っていたおかげで映画のルートが確定できました。これ、映画に映っているんですよ。

 

理容院の奥に駅があり、港へこうやって歩いた・・と

 

新ターミナルの駐輪所にセローを置いて徘徊します。

自動車は1日500円ですがバイクは無料です。

 

まず、ターミナルの目の前には気合いの入った大型廃墟。

 

かっこいい。昭和30年代のかな?ボディはもっと古そう。

 

なにもかも滅んでますが昔は海運も盛んだったらしい、なんか四国までの便もあったとか

 

おじゃましまーす

 

天井の板の幅がすごく広い。戦前の建物だと思います。

戦後にこんないい建材ないもの。

飴色なので桜かなぁ

 

枯れた骨みたいな色の窓も素敵

 

ここも次に来た時には無くなってそうなので沢山撮影しました。

 

ターミナルからすぐ近くに長屋の廃墟が連なっています。

港の前に長屋・・海運業の人の社宅?

 

ゴミが突っ込まれてウェルカム状態。

 

時代はサザエさん味がある。

 

周囲に更地が多いので、この長屋は沢山あったと思われます。

駐車場の刈った草を家の中に捨てるって。。。笑

 

しぶい➖

 

 

朝顔の襖がいいね。2Kですが、昔サイズの畳の部屋なので広く感じました。

今のマンションの6畳って四畳半みたいよねえ

 

 

ツボった。

ロケ現場に戻ります〜