土曜日に上野原をセローでのんびり周遊していました。

帰りにいつものカフェ仏果堂へ

「今日はどこに行かれていたのですか?」とマスターに聞かれたので

「今日は廃金鉱近くの川で金をさがしてました(一人で)」

マスターが苦笑いして「楽しそうですね」って返ってきました。

コーヒーを飲みながら「今度来る時はもっとちゃんとした行き先が言えるようになろう」って思いました。

 

金鉱について言う事いっぱいあったんだけど(廃坑が露天掘りだったから川金があると思ったとか、多摩川荒川でも採れるなど色々)ぐっと飲み込んで陰陽道祖神について話語った私は空気が読める子。

 

 

 

山間の温泉地を出発して日本海沿いの国道345号を新潟に向かいます。

風景が大変美しかったー海や空の色が突き抜けてた

 

弁天信奉者なので鼠ヶ関 弁天島に立ち寄りました。ここは山形と新潟の県境です。

島じゃないじゃん!埋め立てられてくっついてました、ちょっと残念。

 

なかなかシックな弁天さんですね。

 

境内には海グッズが色々奉納されていました

 

どれも漁船サイズには見えないのですが・・なんの看板もないのでわかりません。

 

え!怖!この顔が人間?、関節が出てる足、なんだかゾンビみたいな狛犬

 

ええ〜・・目が合うし怖い。まさに魔を払うスタイルですね。

 

お堂は新しいけれど、神社自体は古そう、義経弁慶がここに上陸した地という事で有名みたいです。

 

お堂の中にはやはり目が生きている龍の絵がありました。

こういう芸術をみると山形の海側がかつて栄えていたのがわかります。

 

あ、一周できそう

 

斜面には小さな祠が海に向かって設置してありました。

佐渡の方角かなって思ったけど、今地図をみると朝鮮の方角みたい

 

道の整備は入り口だけでした、だんだん伊豆の恵比寿島レベルになってきます。

いつ落ちるかの石が聳り立つ山頂にのっていて怖い

 

わはは、楽しくなってきた。

 

伊豆と違うのはレジャーの釣り人が全然居ないところ、私の中では田舎枠でも伊豆って人口多いし東京から釣り人がたくさんきてるんだなぁ〜

 

OH・・・まじか・・・

最初の遊歩道を見て入り込んだ人は絶望するだろうな。。

今日は大して用事がないので登ります。

 

灯台がありました

帰宅後ググったら「恋する灯台」って書いてありました。

恋には試練が必要って事のあのルートなのかな?

パンプスであの道歩いたら一発で靴がダメになるぞ。

 

めちゃめちゃキラキラしてるなーって思ったら全身タイル貼りでした。

 

灯台から振り返って風景を縮尺した写真。

私が歩いた道は正規ルートじゃなかった・・・逆から入れば車椅子でも来れる仕様でした。でも面白いのでぜひ左の険しいルートをどうぞ。

 

三十キロくらい走ったらPがあった、弁天っぽいのがあったのでUターンして近寄ってみました。

 

おお、なかなかにスタンダードな弁天さんです、江ノ島と同じく満潮になると分離されるタイプ

近年江ノ島への道が干上がるのが少ない気がします、むかーしは橋の下を歩いてる人とかいた。

 

干潮のピークが過ぎてて戻ってきてるとこっぽい、急いで見れば大丈夫そう。

ワークマン防水ブーツだからはいっちゃいます。

九州だと怖い勢いで満潮になるけど、日本海は大丈夫じゃろ。

 

うわーワイルドすぎる。階段は無い、立っては登れん

 

岩に四つん這いでなんとか一枚・・足元の小さな石が落ちちゃったので

これ以上は岩にも悪いしやめておきます。。

バイクに乗って500キロ先に帰る事を考えると蛮勇の気持ちは萎えます。

海に落ちる事も楽しかった20代の頃とは違う縮こまったチキンハートよ。。

振り向いて一枚。

バイクに乗ってめちゃ遠くにいる時とか山に入る時とか

人生を振り返ると「30までは仕事や家に縛られず湧き上がるパトスと共に冒険しておくのがいいよな」って思いました。