ニュースで「破滅するまでホストにはまる女性達」が話題になりましたよね。

なぜホストとかいうひどくコスパが悪く先の見通しも無いものにハマってしまうのかという理由の一つに「サンクコスト」効果があるそうな。

つまり「ここまで掛けた労力や金額が惜しいからそれが最悪なもんだとわかっていてもやめられない」らしい。

 

あれ?

これさ・・この感情!私、知ってる。。私、すんごく理解できるよ!!

 

そう、これは私と林檎社との関係そのものです、10年かけても使いづらい仲良くなれん。重い、互換性がない、アップデートで勝手に林檎社オリジナルの拡張子をぶちこんでくる

使い方講座の動画も高額なしゃらくせえ最新ギアも腹がたつ。

 

なのに、、ここまでかけた時間と金額が惜しくて窓に戻れません(号泣)

10年前の私をぶん殴りたい。。きっと彼女達もそうやって破滅に向かっているんでしょうね。

 

 

 

橋を制覇しに来ただけの柳井が思いがけずウハウハでして・・・

 

お教室には目上の方しかおりませんので、お土産はちょっと素敵な物をと

「翁あめ」を買いにいきました。

ひがしや菓子店到着。。あれ?一本向かいの道に銭湯が、、

美しい箱菓子を購入後、近寄ってみました。

いい雰囲気でないの〜wこれは・・・これは!!

 

看板がない・・もう閉業されているのかな?名称を知りたくてGoogleマップを出すと

 

地名来たぁ!「新天地」「天神」ひゃっほー元遊郭跡地ですわ。

結構有名な元赤線街でした。

 

見知らぬ土地に来て時間があったら「ソープ」「ラブホ」(元遊郭か青線に建つ)

小さな町には上記2つは無いので「銭湯」「質屋」「美容院」「スナック」をぐぐる。

あとは地名が「新天地、天神」

それでも出ない(私娼窟)には松、竹、梅、雅、琴、扇とか・そういう文字が入った飯屋が地図にあると高確率で周辺に元料亭の転業飲食店や旅館がヒットします。

 

いいねぇ〜この目隠し以外の何者でも無い2F部分の板。

下の柱は小豆色の豆タイルびっしり。

 

跳ね上げ式の木製窓。

 

窓は平成リフォームされてますが、土台の古さが凄まじい。

そして区画調整でちょんぎられました感もまた良い。

 

豆タイル・・だけじゃない、貼り直した外塀の下は縦の手で筋を入れてるタイプのスクラッチタイル。戦前のかな。

エアコンの羽はどこにいったん・・・笑

 

これってさぁ、元ストリップ劇場かえっちな映画館じゃない?

屋根の丸み、埋めてないとこは豆タイル。

 

ズームしたら、このでっかいの一面豆タイルだった!贅沢。

 

どの建物も2F部分の目隠しすんごいわ〜独特。

 

スタンド 「太閤」スタンドって岐阜あたりの元遊郭私娼窟からよくみます。

スナックはスナックであるしなぁ〜、客をとる系なスナックって事なのかな?

まあわかりやすくていいよね。

上部のトタンは目隠しなだけなのかな?ネオンとかあったのかな?

 

 

「?」なにげにみた太閤の狭い側面。こいつあ・・こいつあ。。

大量の個別のドアじゃないか!!そのまま2Fにあがれるんだ。

 

赤線街をうろつくには眩しすぎる日でした・・

素敵な女王様のステンドグラス。スタンド「馬酔木」あせびって読むんだよ。

 

ここは新地なんで、完全に全部カフェー建築です。

 

素敵ねぇ〜当時はこの色合いに負けないカラフルな衣装のお姉さん方が客引きをしていらしたのかな?

 

みな趣向を凝らして、一軒と同じ建物はありません。

2Fの隠しっぷりもすごい笑

 

 

こうやってみると、窓がある熱海の建物ってまだ救いがあるよなぁw

 

ボンクラだから、たくさんあった観札の写真を撮り忘れてます。

このドア素敵、

 

トタンの雨戸があるなら目隠しは不要!

 

この路地の正面には元遊郭の建物があったであろう門だけ廃墟が・・

ボサボサの松もたまらんのう。

 

だいぶ歯抜けになっていますが、未だ当時の雰囲気は色濃く残ってます。

 

今や私娼窟はネットに置き換わり建物不要になりました。

つまり80年代くらいまではここも賑やかだったのかもですね。

昭和中期の雰囲気があります。

 

快晴の空が憎い・・・右のは遊郭のままの建物。慕情・・いいじゃない〜

 

壁面がオシャレ!

 

どーにも軽自動車一台分の道で・・セローすら置けないので押して徘徊しています。

その代わり元遊郭物件とツーショットできた。

 

真っ青と真っ赤のコラボ、2Fの目隠し。

 

スナックルピナス。ここはスナックなんだ。。現役かな?

 

すんごいオシャレなタイル!!

 

こいつあすごい、こんな気遣いのある入り口初めてみた。

 

すみません、覗かせていただきます〜

灰色の漆喰、腰板には・・なんの材木かわかりませんが飾り板、足元の岩もなかなか巨大です。

 

大きい、坪庭を建物がコの字に囲ってあり松の木。

 

 

多分この建物の内装はすんごいと思う。

取り壊す時見せて欲しい。

 

結構歯抜けなんですけど、古い榎や松が立ってて、足元には大きな石塀の跡。

ああって感じなんですよねー

 

これ、右側の一部は古木をイメージした漆喰かコンクリの作り物だと思う。

 

柳井の町はすんごく楽しかったです。

フェリーで四国から来れるのもいいですね〜

前方には周防大橋。

この船便は一度使ってみたかったのです。

次に行く広島への航路にしたかったから。

 

なぜか瀬戸内海の船便は非常にググりにくく、、軽く目安をつけて「愛媛ー呉 フェリー」にすると「橋ができてからもう船はない」と出る、しつこくググると「車のみOK船、バイクで本土に行けない」は出た。←これはネット内の誤情報で、じつは松山観光港っていうど田舎からバイクOKの呉行き便があります。

国道を走って偶然港を見つけなきゃこんな港があるのもわからなかった。

Googleマップにはマイナー航路の表示がなく、離島に行くのも結構大変です。

 

まぁ、、橋を渡ればいいんですけど。私はただでさえ渡れないし、勇気を奮っても風速5m(吹き流しが斜め)以上では絶対渡らないので

 

 

 

この船、結構古しソファーは紅色だし、昭和のキャバレーのラウンジかな?

紙の金魚がたくさんぶら下がって・・・この手作り感が田舎温泉街のスナックみたいですごく良い。

 

フェリーで夕日を眺めます。船最高、なにせ無駄に走らなくていい。

三津浜には夜に到着。たっぷり楽しみました。