三鷹にある大正末期の洋館です。
美しい!
10年ほど作家の山本有三が住まわれたので記念館の名前が付いています、が、
誰か建てたか、住んだ方も不明。山本有三さんが疎開後、戦後進駐軍に接収。
接収された割に床も壁も元のまま(たいてい真っ白にペンキが塗られたりリフォームされてしまう)
センスの良い士官が使用したのか、手を入れるスキが無いレベルだったのか・・・。
とにかくありがたい1軒です。
駅に近いのに駐車場駐輪場無料、解説員複数。行って楽しい洋館です。
三鷹の高級住宅街の一角にあり、周囲のおうちもとても素晴らしいです。。その中でも巨大な敷地そのまま残っています。
玄関側です、巨大暖炉の煙突の石組みがすごいです。
建物の割にとても小さい玄関、尖塔アーチの扉
玄関の上のスクラッチタイルにアヒルちゃんのレンガ板
玄関は二重扉、外と中のドアのデザイが違います。
玄関横の階段ホールの暖炉、4畳無いくらいのスペースですが装飾が凝りまくっています。
階段のステンドグラス、センス良いですねー周囲が凝ってる分ステンドグラスはシンプルです。
和室も一つだけ、、作り付けの家具は全部オーダー。
書斎。窓のデザインステキ〜見えるのは庭の林です。
机の前の小窓から見える景色、ここに座って小鳥を眺めたい!
方あき窓の止め具まで凄いおしゃれ
各部屋の暖炉のデザインが違う。
一体誰がこんなステキな家を設計したのでしょうねぇ・・・
サンルーム、3方向このパターンのドアが付いています。
この桜の彫刻の椅子、全部違うのです。軽井沢で作られた・・らしいです。
とにかく建物としての資料が全く無く不明のようです。
建物は大きめなお宅サイズです、部屋も狭いので下がれなくて写真が撮りにくく全容がUPできないのが残念です。
解説員の説明は建物ではなく山本有三さんの事だけなのですが、中々面白かったですよv