オススメ本 千四十一冊目 ある行旅死亡人の物語 | カモシダせぶんの、日々の文

カモシダせぶんの、日々の文

松竹芸能のピン芸人、カモシダせぶんです。本屋と図書館が好き。そんな僕の、ブログです。僕を、知ってる人がいたら嬉しい。好きな小説家は詠坂雄二。好きな歌手は後藤まりこ。好きなダンは、モロボシダン。

現役書店員芸人カモシダせぶんの

木曜に、一冊、本の話を

今回はー、共同通信大阪社会部の記者、武田惇志、伊藤亜衣の2人が書き上げたノンフィクション

ある行旅死亡人の物語



行旅死亡人とは


病気や行き倒れ、自殺などで亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語


大阪で働く記者、武田は過去に記事にしたこともあって、民間が作ったサイト「行旅死亡人データベース」を覗く習慣があった。


そこで見つけたのが


身元不明、女性、身長133㎝、右手指が全欠損していて金庫に3400万円残して亡くなった遺体


武田はこんな大金を残して亡くなった謎の女性に興味を持ち、同僚の女性記者伊藤を誘い


この遺体が、何者だったのか迫っていく……


いやー久しぶりにガッツリ面白いノンフィクション読めたなぁ……


警察や探偵も分からなかった真実を見つけてくる記者の2人、凄すぎる。


改めて良いノンフィクションというのは、たんなる事実を載せてるだけではなく


「読みやすい」というのもめちゃくちゃ大事なんだなーと思いました。ちょうど中盤ぐらいに「うおぉっ」という展開があり、そこからさらに面白さが膨らんでいく。


また、このノンフィクションは武田さん、伊藤さん、2人の視点で書かれてる、ここもかなり良かった。


ノンフィクションは基本1人の視点のイメージなので、この本みたいに「この事件を追っているもう1人の記者」を観れる視点というのはとても新鮮でした。


小説ではなく事実なので、何が最後に分かったのかは勿論、最後まで分からなかった部分も正直に書かれているのが、こちらの想像を掻き立ててとても良かったです。


ちなみに表紙に出てる犬のぬいぐるみも、この話の中で触れられています。ぬいぐるみにも人生の片鱗が。


因みに僕も家にドナルドダックのちょっと大きめなぬいぐるみがありました。


家火事になった時に焼き鳥になりました……ノンフィクション……


YouTube 

【書店員芸人カモシダせぶんの読書のおとも】



チャンネル登録、高評価、お願いしますっ。


ライブ配信アーカイブ


読者たちの夜会、5/11まで。1500円




ライブ

5/24(水)

【可能性を感じて】

会場 新宿フープラス801

開演 19時15分(開場15分前)

終演 20時45分

〈出演〉

バチコンズ

パラレル反抗期

大吟嬢

共犯者

ナカノゴト

《ゲスト》

二代目ちくわぶ

もじゃ(SMA)


https://tiget.net/events/245945