日曜に、一冊、読んで欲しい本
今回は、元報道関係だった作家、本田勝一の
日本語の作文技術
この本はちょっと前に父親から貰いました。父親から本勧められるのは学生時代、父のコレクションの筒井康隆作品を全部もらって以来です。珍しい。
この本は、例えばお笑いのネタとか、小説とかよりも、特に雑誌記事やブログを読者に読みやすくするための技術が書かれてます。
1982年に初版出てるんですが、2019年の今も書店の朝日文庫の棚に置いてあるスーパーロングセラー。27年売れ続けてるなんて…この作文技術ってタイトルが良いですよね、学生さんとかも手に取りやすい。
修飾語や句読点、漢字カナ、助詞など文章を作る上での基本的な所を丁寧に解説してくれます。
読んでて自分の中で一番衝撃だったことは良い例、悪い例の文章が書かれてるんですが
悪い例を悪いと全く思えなかった自分です。つまりこういう読みづらい文章しょっちゅう書いてたんだな…反省…そりゃアメブロの閲覧数1桁だわ…
「無神経な文章」という章で、いきなり朝日新聞の記事に
ヘドの出そうな文章の一例と言えよう
と書いてて笑いました。これ朝日文庫なのに…
あまり皆さんがヘド出ないような文章書けるようにこれからも心がけます。
父親、このブログ読んでヘド出てたからくれたのかな…
定期的に読み返そうと思います。
2/1(金)
「オンリー王国」
会場 下北沢シアターミネルヴァ
開演 19時半
チケット 1000円