1月11日は、勝ちたい読者記念日 | カモシダせぶんの、日々の文

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松竹芸能のピン芸人、カモシダせぶんです。本屋と図書館が好き。そんな僕の、ブログです。僕を、知ってる人がいたら嬉しい。好きな小説家は詠坂雄二。好きな歌手は後藤まりこ。好きなダンは、モロボシダン。

今日は、第四回目の本好き芸人のライブ

読者たちの集いでしたっ。


このメンバーに早退したヤーレンズ出井くん、中根すあまちゃんを入れて8人出演。

本好き芸人トークのコーナーでは思わずうなる偏見が

村上春樹好きの男性は婚期が遅い

というのはなんだか頷けました。偏見ですよ、あくまで。いい意味ですよ。

このライブのメイン企画、図書カードをかけたビブリオバトル。今回も良い本が8冊。出番順に紹介します。

ヤーレンズ出井くん「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」


プロレス興味ない人でも読んでみたくなる素敵プレゼンでした。めちゃくちゃな修行は笑っちゃうな…あの分厚さで二段、18年かけて作った大きな鉱石の結晶のような本でした。


中根すあまちゃん「ケースで学ぶ犯罪心理学」


今日付けで浅井企画に入った現役JK芸人、ほんわか見た目なのに、大量殺人鬼の心理ケースについて熱く語ってました。お笑い界の良心事務所、浅井企画が心配です。


ウルトラトウフ カモシダせぶん「大統領失踪」


クリントン元大統領が書いたサスペンス小説。お笑いライブで久しぶりにモニカ・ルインスキーの名前が出たかと思います。米国初のPC教育やサイバーテロ対策をしたスケベ&サイバー大統領クリントン。


じなんぼ〜いずシギハラ「往復書簡 初恋と不倫」


また恋愛系。ただカルテットの脚本家、坂元裕二さんが書いた、ある男女の手紙やメールのやり取りのみで作られてる物語。本の中に無い実際に2人が会ってるシーンを脳内で想像するのが楽しみ。

エル・カブキ エル上田さん「ロックで独立する方法」


忌野清志郎のロック論とテレビ論。そこの核を更に説明するために放送禁止歌、ルポ川崎を合わせ技で紹介する。上田さん自身の熱いものも伝わってくる素晴らしいプレゼンでした。僕も同郷なのでルポ川崎読んでみたい。



ヒコロヒー「輝ける闇」


ロヒーが学生時代影響受けた作家さん関高健。ベトナム戦争を生き残ったからこその描写力の凄さ、説教くさく無い戦争モノって凄く興味あるなぁ。あと影響受けたからかロヒーのキャッチコピー「輝ける闇」もいいねという話に。


牧野ステテコさん「ナイルパーチの女子会」


もっと家で練習すれば良かった〜。とご本人仰るぐらい素朴プレゼン、全員に突っ込まれながらゴール。でも本自体が芸人や女性に共感大の小説だかやネタバレしすぎないプレゼンだったかも。僕もこの本前に読んでました、面白いです。


マザー・テラサワ「戦後日本の大衆文化史」


文化って色々あって歌や、お笑い、マンガを紹介。サザエさん初年度配給の話があったりとかお笑い芸人さんが政治家に立候補した時、講談師さんと漫才師さんで出る党が違うというのも芸の違いなのかなと思ったり。


そしてビブリオバトルの結果…実は僕前回、前々回と二位。このライブにおいての和牛さんです。めちゃくちゃ良く言うと。一位取りたい。


今回の、ビブリオバトル二位は

初登場ヤーレンズ出井くん


そして中根すあまちゃんっ。


いや2人とも先帰ってるーーっ。おめでとうございます。賞品は責任持って届けます。



さぁ、今回の一位は…


ステテコさんーー。


ぬおーーおめでとうございます。図書館派なので久しぶりに図書カードで買いますとの事。

くそーーー

勝ちたかったー、ごめんなさいクリントン大統領…

なんとなくヒラリーの気持ちがわかりました。

しかし前回二位が柚木麻子のBUTTER、今回優勝も柚木麻子のナイルパーチの女子会。

柚木麻子さんつえーー。

次こそは優勝。良い本ばかりの中でより良い本を。

1月11日は、勝ちたい読者記念日

1/12(土)

【candy bell】

会場 なかの芸能小劇場

開演 18時50分

チケット

1000円

(テレビでてる人も多く出てるネタライブですっ!)


1/24(木)

【お笑い祭in長崎館】

会場 日本橋長崎館

開演 18時

チケット

500円(1ドリンク付き)

(アンテナショップでの営業です!長崎の事もしれて松竹芸人のネタも結構見れます!)