私は何の取り柄もない。の答え。 | KAMOROGI -仁八美枝-

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創造のものがたり

 

よく「私って何の取り柄もないから」と仰る方がいる。

以前、あるクライアントさんが施術にいらしてそう仰った。

 

「私から見たら、そんな事ないですよ。」

 

「いや、本当にないんです。私、言われたことしか出来ないし」

 

「その言われたことがちゃんと出来るのってかなりの取り柄ですよ。

 実際、部下を持っている私のクライアントさんの悩みの多くはそれです笑 」

 

「えー、そんなの当たり前ですよ。」

 

「それは自分が出来るからです。」

 

「実際、自分の伝えたことをちゃんとしてくれる方って、

○○さんの周りにどれだけいますか?」

 

「そうですね....。これって取り柄だったんだ。

 そんなこと考えてみたこともなかった」

 

取り柄って何でしょうね笑

 

自分が出来ることは、出来て当たり前。

自分が出来ないことはコンプレックスにしてしまう。

 

大半はこれ。

 

実際は、自分が出来ることを、

素晴らしい取り柄だと認めるか認めないかだけ。

 

視点がネガティブに偏っていることにより、本来を見失っている。

これ私もなかなか出来なかったし、今もまだそういうところがある笑

 

そういうクライアントさんが入らっしゃったのは、私もそうだったから苦笑

自分の周りを見ると自分がよくわかる。

 

取り柄というと、その人の取り柄を見つけるのは得意なよう。

それは、アーティスト育成には多いに役立った。

 

そして、そのアーティスト達が、華開いていった。

やはり、見る目はあるようだ笑

 

人の取り柄、その人独自の特徴をクローズアップして、

育成していくのって、とっても楽しいことだった。

 

音とかビジュアルでそれを伝えるのは得意なんだけど、

それを言葉で伝えるのが私はちょっと苦手と言って逃げていたが、

 

苦手というのは止めて、

やりたいかやりたくないかにすることにしたので。

私の課題は言葉。

 

私が苦手と言ったら注意してくださいね。

 

言ってしまった...滝汗