ほっとすぺーすCOZYの報告 2024-02-08 | ほっとすぺーすCOZY(コージー)

ほっとすぺーすCOZY(コージー)

小平市にて、ひきこもり、うつ病などの当事者・経験者の語り合いの会を開いています。
ひきこもり、うつ病、不安障害、適応障害の生きづらさを抱えた方が本当の思いを話せる、一人一人自分を大切に思える会でありたいと思います。
運営者も当事者の一人です。

2月8日(木)に小平市中央公民館にて、7回目の「ほっとすぺーすCOZY」を開催しました🍀


3日前には雪が降り、まだあちこちに積雪が残っていましたが、当日は晴天に恵まれ、8名の方(うち初めての方4名)にご参加頂きました🌳


自己紹介や近況をお一人ずつお話し頂いた後、前半は初めて参加された方のお話しから私がテーマを提案し、それについてお一人ずつ発言をして頂きながら過ごしました。

最初は、女性の参加者の方が、年齢から結婚していたり子供がいるように思われて、職場で自分のことを話しにくくなったという経験をお聞きしながら、私には「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」という言葉が浮かんだことから、「偏見に苦しんだこと」について皆さんにお話し頂き、他の女性の方からも同じような思いをしたというお話しなどをお聞きしました。

私は、10年ぐらい前に当時市内にあった子供から高齢者まで多世代が参加できる居場所に行った際に参加者の高齢の方から「仕事はどうしているんだ」と否定的なトーンで訊かれたことが未だに心に残っています。
当時も無業の状態で勇気を振り絞って参加したのにも関わらず、その方からしたら何でもないのだろうと思う一言で傷付いた記憶を話しました。

COZYは、バリバリ働いている方がいたら逆にびっくりするような会なので(笑)働いていない方も安心して来て頂けたらと思います。
(もちろん働いている方も歓迎します☺️)

次に、これも参加者の方から「インナーチャイルド」という言葉についてお話し頂き、それを一言で意味するところの「本当の自分」や「抑えてきた自分」ということについて皆さんにお話し頂きました。

本当の自分というのはあまりよくわからないというお話しや、一人のときに本当の自分になれている感じがするというお話しもあったり、また、以前仲間同士が子供のように「バカバカ」と言いながら喧嘩しているのを見て、本当の自分を見せられているように感じたというお話しもして頂きました。

私自身は、表向きは子供の頃から学業面など順調で、大卒後は上場企業に就職し、いわゆるレールの上を進むような生き方をしてきたかもしれません。でも長期離職やうつ病、ひきこもりを経験したのち、こうした活動をしている今のほうが本当の自分らしく生きていると思っているところがあり、そうした話をさせて頂きました。

後半は、遅れて来られた方から、「体や心の不調」についてお話ししたいということで、皆さんからもお聞きしました。
対人恐怖やふっと不安な気持ちが浮かんでくるというお話しや不眠のこと、将来の仕事(働くこと)についての不安についてもお話しして頂きました。

話して解決することもなければ、解決を目指すために話して頂くわけでもありませんが、話すことで少しでもご自分の中で整理できたり、思いが軽くなったら良いなと思いました。

今回は遅れて来られた方も比較的多く、その都度語り合いの場に自然に入って頂くのに内心気を遣うこともありましたが、皆さんのご協力で貴重な時間を過ごすことができました。

時間の最後に皆さんに感想をお訊きしています。
その際に、他のところではなかなか話せないような自分の話がここではできると話してくださった方もいました。

その理由は、他にはいないぐらい主催者の性格が暗いからかもしれませんが😅せめて髪だけは明るくして、皆さんが少しでも本当の自分らしくいられるような会を次回も開催して参りたいたいと思います☺️

次回の開催は、2月23日(金祝)です。
開催情報の詳細は、こちらの記事をご参照ください🎶
バリバリ(?)働いているため、平日の参加が難しい方や私と同じで働いていない方、当事者会が初めての方のご参加もお待ちしています🌱

今回の報告も最後まで読んで頂き、ありがとうございました🦆