ほっとすぺーすCOZYの報告 2023-12-23 | ほっとすぺーすCOZY(コージー)

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小平市にて、ひきこもり、うつ病などの当事者・経験者の語り合いの会を開いています。
ひきこもり、うつ病、不安障害、適応障害の生きづらさを抱えた方が本当の思いを話せる、一人一人自分を大切に思える会でありたいと思います。
運営者も当事者の一人です。

東京も気温が10℃に届かない寒さの中、12/23(土)に4回目のCOZYを開催しました🌳


出かけるのも厳しい寒さでしたが、初めての方1名を含む7名の方にご参加頂きました🎶

前回までに引き続いての方も多く、近況や今日の気分などを中心にお一人ずつお話し頂いた後、前半は雑談形式の会話をしました。

話題としては、以前当事者の居場所に参加した際に話し相手がいなくて、あまり話すことができなかったという方の経験談から、スタッフや他の参加者が話しかけてくれることのありがたさやまたそのタイミングや状況の難しさについて語り合いました。

また、参加者のお一人が四国出身ということで、うどんについてもお話ししました。
その方は、小平市は肉うどんが名物だと聞かされてきたそうですが、小平で育った私には初耳でした(笑)。山田うどんはありますが😅
でも、「糧うどん」というのが小平の郷土料理としてあります。
以前、ここの中央公民館でも糧うどんが食べられるイベントを開いていたように記憶しています☺️

そんな感じで和やかに話した後、お一人から「ひきこもりは家から外に出られたら回復と言えるのでしょうか?」というお話しを頂き、そのテーマでお一人ずつお話し頂いて分かち合いをしました。

提案者の方は、家からなるべく外出する機会を多くして疲れることで、過去や将来のことをネガティブに考える時間を少なくしようとしているが、それが回復と言えるのか…というお気持ちでした。

他の参加者の方からは、ひきこもり経験の有無を問わず、総じて「外に出られたから回復とは言えない、思わない」というお話しがありました。
社会がひきこもりの定義をもって、外に出られていることは回復としたとしても、回復したかどうかは本人の気持ちが決めることというお話しで共通していました。
その中で、ただ社会が、家から外に出られている人を回復していると見るのは現実としてあると思うというお話しも出ました。

このテーマは、私が以前に書いたブログ記事とも関連する内容でした。ご参考までに紹介させて頂きます。

また、ひきこもり以外にも、生きづらさを抱えた当事者・経験者にとって「回復」とは何かということは重要なテーマであると思います。
それについても、今後分かち合う機会が作れたらと思いました。

これまでも重ねてきたこうした分かち合いは、何かの結論を得るものではありませんが、今回も提案者の方からは、皆さんのお話しを聞いて、自分の思っていることを皆さんに聞くことができて良かったと仰って頂けました。

COZYも4回目になり、試行錯誤で始めたグループミーティングの形式も、そのほうが一人一人が話しやすいと言って頂けました。
今後も時間の中でフリートークも適度に交えながら、グループの中でお話しするのが苦手な方も、発言の機会が得られるような進行をしていきたいと思っています。

COZYは語り合いの会であると同時に、お互いの思いを聴き合う会であると思っています。
当事者・経験者同士安心して本当の思いを話せ、緩やかな共感や理解で繋がれることで自分を大切に思える気持ちを少しずつでも育むことができたらと思っています。

私からはそんなことをお伝えして、今年最後のCOZYを終えました。
皆様の今年のご参加、応援に感謝します🍀

次回は、来年1月8日(月)成人の日です。
未だ心は成人になりきれていない私が主催して参ります😄
開催の詳細はこちらの記事をご参照ください🌱
当事者会が初めての方もお気軽にご参加ください🌱
来年もほっとすぺーすCOZYをよろしくお願いいたします。