東日本大震災レポート〜2 | 俺と箱スカ 白皇帝

東日本大震災レポート〜2

被災地入初日 日も暮れて、徐々に街から人影も消え・・・・・

さ~ 缶詰めでも食いながら一杯っっ  と思い

朝方、峠にて残雪をクーラーBOXに入れ、冷え冷えになっていたビールを手に取り

ふっと周囲を見ると・・・・・・・・・・

街灯も何も無く、ただひたすら真っ暗な世界・・・闇 と言う言葉そのもの

物音も一切せず・・・・・たまらない恐怖感を感じました

不明者の捜索もままならない中、不安・恐怖にかられ、断念

花巻迄戻り、コンビニの駐車場で一夜を明かしました

なんせ、夕方5時前には真っ暗、余震もばんばん続き、その度に、がれきが崩れる

内地に戻っても、何もする事が無く、9時には就寝

ひたすら飲み、恐怖を忘れる為に・・・・でも3時~4時には目が覚めてしまう

そんな生活が続きます


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朝4時半には出発!片道100キロ!

被災地着時に丁度陽が上がって来ます

避難所に顔を出し、今日の予定を打合せし、活動開始!

家屋内のヘドロのかき出しや、送迎等、支援物資が無くなった5日目からは

そんな活動に切替、日々を過ごしました

小さな街等は、街全てが全壊と言う場所もあり、人一人居ない街の雰囲気と言う物は

表現しがたい物があります

もし仮に表現するとしたら・・・・やはり恐怖感  その言葉しか浮かびません

そこ・・・に転がる アルバム ランドセル ぬいぐるみ 玩具 靴 衣服・・・・

間違いなく、そこに生活があった証です

廃墟となったそこにも・・・・生活があり、人々が・・・そこに生活していた人々は・・・

間違いなく、此処で亡くなられている方が・・・・・

悲しくて 悲しくて とてもやりきれない・・・・・・

そんな歌詞の様に・・・・・

ふっと一人になると、そんな悲しみや、絶望感に駆られる日々もありました

3/14日目~8/14日目迄は、帰りたい・・・逃げ出したい・・・そんな、涙が込み上げる日々でした

もし、あの日に時間を戻せられたなら・・・・・

つづく・・・



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