懸命に生きる姿が美しい | 牛久の小盆栽 ながちゃんのブログ
写真は欅(けやき)。
この手に乗る欅は3寸(約9㎝)。
人は与えられた場所で懸命に生きる姿が美しい。
これは「一隅(いちぐう)を照らす」ことなのでしょう。
傍目には、箸にも棒にもかからない、懶惰の人生を送ったとて、その人はその人なりに生を模索したのだ、と思うのです。
遙かに振り仰ぐ巨樹も、9㎝の木も「遊び半分」で生きてはいないはず。
今を懸命に生きる姿が美しい。
駄句1
山辣韮(やまらっきょ)十字の花を神無月
腰折れ1
秋の夜にサイレン高く運ばれ行く意識冴え冴え生きたかりけり