アルバムまばたきの瞬間収録曲を順番に解説していきます。
1曲目SSW
曲自体は学生時代二十歳前後に作ったもの。
専門学校の友達でディミニッシュの響きが好きで曲に取り入れているやつがいて、自分でもこの響きを使って曲作ってみようみたいな感じだった気がする。
歌詞が出来ずにお蔵入りになっていたが、かもめのジョナサンのドキュメンタリー映画のイベントでライブしていた時あたりに完成させて演奏する様になった。
歌詞が思いつかなくて完成出来ない曲がいくつかある。そのパターンでお蔵入りし、十数年越しに完成させた曲もあって、蚯蚓とノットティルトゥモロウの2曲がそう。
曲の構成ももうちょっとどうにかならないかと考えていたが、思いつかないということはこれで完成なんだなと理解した(笑)
昔はJPOPの呪縛に取り憑かれていたが、長年色んな曲を聴いて、長い/短い、複雑/シンプル等曲によって様々で良いと思える様になってきた。
1番サビの歌詞は当時の心境が素直に出ている。
2番でヒップホップ(ラッパー)に対して批判的な歌詞っぽくなってしまったが、何となくメロディーに誘われてきた言葉を摘み取っただけで特に意図はない。
SSW
シンガーソングライターは
ソングを歌うんだ
嬉しくてたまらないことや
悲しくてやり切れないこと
我儘な気持ちにいつも振り回されながら
書き留める
そろそろ手を振ってグッバイ
妄想ばかりでもうグッタリ
愛想笑いも出来ないくらい
疲れ果てて今は眠りたい
ヒップホップのラッパーは
ソングを歌わないんだ
ねぇたまには甘いメロディーで
酔わせて欲しいよ
早口で悪口言わないで
愛の言葉を囁いてよ
放送禁止用語OK
殺されても仕方ないな
争うばかりで好きが足りないや
隙だらけで目も当てられないよ