こんばんは
ピアノスタジオMです
今日は この地区の小学校は
登校日だったようですね。
今日で 夏休みの宿題も 全部提出かな。
つぎは 敦賀まつり（９/１～４）があるので
本格的に 学校が流れ出すのは
まだ少し先ですけどね。。。
昨日から 少し あれ？？？と思うことがありました。
とうとう 第一号が出ました
何かといいますと
発表会の曲が 崩れだした第一号です。
一番早く 譜読みが終わって
まじめに練習を続けている Tくん。
なにか いつもと違う～
ピアノ演奏とは 不思議なもので
いったん仕上がったあとに
自分でコントロールできなくなる時期がきます。
決して さぼっているわけではないのですが
知らず知らずに りきみなどが
偏ってきたりして 体のバランスが崩れてくるのです。
それを うまく修正してあげないと
どんどん弾けなくなっていきます。
私は いったん 全部 分解します。
指もそうですが 頭も一度整理して
いちからスタートします。
そして 指のトレーニングは
付点練習やスタカートなどの メカニックな練習など
その生徒さんの 今起こっている問題点を
解決する方法で取り組みます。
そして メンタルの調整。
気持ちから 手が動かなくなってしまっていることも
結構あるのです。
これらで ちゃんと 戻るどころか
以前より 良い状態になります。
このような波が 長い練習期間の中で
何回も押し寄せて
発表会を迎えるわけです。
それが 「磨く」ということにもなり
発表会前の１ヶ月は その磨きタイムとしてとっているので
早めの譜読み完了を目指しているのです。
この波に遭遇したという生徒さんは
十分に練習が足りているということです。
まだ遭遇したことがないという生徒さんは
練習は足りないまま 偶然？
これまで 発表会でうまく弾けたということになるかもしれません。
これまでに
発表会の前日に
先生 指がうごかないんです～～～
とお電話があった生徒さんがおられました。
さすがに 前日は焦りましたが
夜遅くに 教室に来てもらい 調整をし
そして 無事に本番を迎えられたということもありました。
練習すればするほど
何かおかしい？？？と思うようになれば
すぐに連絡を下さいね。
心配なことはありません。
次のレッスンまでの対応法をお電話などでお伝えします。
「どのようなコンディションで 本番にのぞむか」
大きな生徒さんほど
それが これから発表会までの
大きな課題になってきます。
スポーツと同じです。
ちょうど フィギアスケートの選手たちなども
大会に合わせて 調整されている ということを
お聞きになられたことがあるかと思います。
次元は違えど
あれと 同じことです。
ある程度の年齢からは
本当の力を発揮するためには
そのような過程があるのだということを
発表会を通じて 少しでも
そのような「本物の世界」を知ってもらえたら
嬉しいなと思います。
今日も 第二号ちゃんが出ました。
どんどん 崩れてくるのをまっていますよ～
