子どもたちの考える力を引き出すには「質問力」が問われる | かもめ大学 公式ブログ

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熊本在住。1981年生まれ。小中学生の先生。また、かもめ大学という名前でフィンランド・スタディツアーを主催しています。キーワードは、教育/フィンランド/魔法の質問/読書/PentaxK-50/Perfume/欅坂46

魔法の質問認定講師としても
活動をしていますが、

そもそも、なぜ
魔法の質問が必要だと思ったのか。


それは、塾講師時代に
ある卒業生から受けた
相談事がきっかけでした。


「先生、勉強の仕方教えて?」


その生徒さんは
どういうことで
その相談をしてきたかというと

塾にいるときは
塾で勉強すればよかったけど
塾を卒業したから
ひとりで勉強するには
どうしたらいいか教えてほしい

ということだったんです。


その相談事そのものには
問題はないと思っています。

ただ、
先生をしていたぼくとしては
その相談を受けた時に

ぼくの授業は、果たして
「自分で考える力」を
本当に育てているのだろうか?

と、ふりかえるきっかけになりました。


ぼくが勤めていた塾は
テキストを持たない授業形式でした。

一問一答形式で
講師自身がテキストのようなもの。

講師の発問には
レベルに応じた考え方のヒントを伝え
自ら考える時間を作ります。

解答後に、
正解か否かを挙手にて確認し、
"失敗→成功"をくりかえし、
レベルアップを図ります。

この流れをくりかえし行い
自ら考えることが習慣になり
子どもたちの考える力を
引き出すことができるので
このような形式を取っているんです。


塾講師を辞めた今も、
このやり方は、
ぼくはいいと思っていますし、

授業をしていた当時も
この手法で
子どもたちの考える力を
引き出してきた自負があります。


ですが、当時
「先生、勉強の仕方教えて?」
と、相談された時に

自分の「発問」は
もしかしたら、

自分(講師)が思っている正しい答えを
相手(生徒)に答えてもらうための
範囲がせまい「発問」に
なっていることがあるかもしれない

カリキュラムもあるし
授業の流れやゴールもあるし

気づかないうちに
"失敗→成功"もさせていない
予定調和な授業になっていないだろうか

と、気付かされたんです。


自分の「発問」の質が上がれば
子どもたちの考える力を
もっと引き出せるんじゃないかと考え

「発問」や「質問」といった
キーワードを元に、調べ始めました。

それをくりかえすうちに
行き着いた先のひとつが
「魔法の質問」だった
ということなんです。
 

ぼくが「魔法の質問」を通して、
学んだことを簡単に説明すると


答えを発言しやすいように
 
・どんな答えもすべて正解
・答えは出なくてもいい
・相手の答えを「そうだよね」と受け止める
 
という
「ここで発言してもだいじょうぶ!」
と思えるような
"安全な環境"を設定し 
 
① 問いかける
② 書いて答えてもらう
③ 答えを伝え合ってもらう
④ 他者の答えを参考にしてもらう
 
というプロセスで進める、ということ。

これをするだけでも、
双方的・多角的なコミュニケーションを
生み出すことができる、
ということです。


それを意識しながら
授業をするだけでも
これまでと授業内容は同じでも
授業の「質」は上がると思っています。


魔法の質問も
さまざまなコンテンツがありますが

かつてのぼくのように
塾講師だったり
何かを教える立場にある人にとっては

"魔法の質問キッズインストラクター養成講座"
を、選択していただくのが
すぐに現場で実践できることが
得られる内容だと思います。

実践すればするほど
子どもたちの雰囲気が
変わってくると思います。


魔法の質問キッズインストラクター養成講座
で、検索していただければ
トップに表示されると思いますので
 
ご興味があれば、
一度チェックしてみてください。
  
また、ぼくもトレーナーとして
養成講座を開催しますので
受講をお急ぎでしたら、

下記リンク先から
詳細をご覧いただくか
 
どんな風に活かすことができるのか
ご説明しますので
直接、お問い合わせください。


ひとりでも多くの子どもたちが
答えがない問題に対して
答えを出す能力を磨けたら
いいと思いますし、

その結果、
その子が、その子らしく生きる
きっかけづくりに
なれたらいいと思っています。



お問合せ:リンク先よりお願いします
https://www.mshonin.com/form/?id=308526874