2015年のフィンランド・ツアーのテーマ | かもめ大学 公式ブログ

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熊本在住。1981年生まれ。小中学生の先生。また、かもめ大学という名前でフィンランド・スタディツアーを主催しています。キーワードは、教育/フィンランド/魔法の質問/読書/PentaxK-50/Perfume/欅坂46

かもめ大学 学長の
高坂翔輔です。
 
 
はじめてツアーをつくった時
まず何からするのか
何を意識したらいいのか
まったくわからなくて…。
 
ぼくはわからないことがある時や
何かあたらしいことをはじめ時は
たいてい、まず
大型書店に行き、歩き回ります。
 
そんな時に出会ったのが、
「自分の仕事をつくる旅」
という本です。

 
ぼくにとっては、まさに、
ツアーをつくるための
教科書的存在です。
 
 
ごらんのとおり、
もう何度読み返したか。(笑)
 
この本からは、
本当に学ばせてもらいました。
 
 
かもめ大学のスタディーツアーも
この本の表紙にもあるように
「テーマのある旅」を
大切にしています。
 
この本に書いてある
テーマのある旅の制作方法。
まず最初にすることは
何かと云うと...
 
 
「旅の終わりから始める」。
 
 
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 旅を終えたときの
 自分を想像してみる。

 どんな顔つきで、
 どんな知識と経験を
 備えているだろうか?

 わくわくするエンディングを
 考えるところから始める。

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2014年のツアーを終えて、
感じたことは、
 
「ヨーロッパの教育が
 すばらしいことはわかった。」
「でも、今のぼくらに
 明日、何ができるんだろう?」
 
ということです。
 
 
今の日本に
やることをたくさん増やすような
「量」を求めることは、
難しいと考えています。
 
なぜなら、今の日本人は
やっぱり忙しいから。
  
だとすれば、
大切なのは「量」より「質」。
 
日々のできごとに、
ちょっとした工夫を凝らすこと。
 
これが、大切だと思うんです。
 
 
たとえば、
フィンランド人が
休日を家族で森を過ごすとしても、
 
そこでどんな会話をしているのか?
森から何を学んでいるのか?
 
 
たとえば、夕食時、
日本では、バラエティ番組を見ながら
家族でごはんを食べているとしたら
フィンランドでは、
夕飯の時間はどんな過ごし方をしているのか?
 
 
職業学校では、
どんな学びをしているのか?
 
 
教員養成課程における
日本とフィンランドのちがいは何なのか?
 
 
過ごし方や、学び方のちがいに気付き、
日本で、今のわたしたちの毎日の中で
何をすることができるのか?
 
 ・
 ・
 ・

そんなことを
直接見たり、体験をすることで
新たな気づきを発見できる
旅にしたい。
 
もちろん、
かもめ食堂の貸し切りパーティーつきで!

学びも、遊びも、バランスよく。
 

日本に帰国したとき
それらを報告することができたら、
  
今、できることや
日本のよさを活かすことに
つながる気がしているんです。
 
 
まだまだ、
チャンスはあるんだということ。
 
それに気付き、
共有できたら最高だなと
考えています。
 

そんなわけで、 
2015年の
フィンランド・ツアーのテーマは
 
「学びとは何か?」
「ぼくらに今できることは何か?」
 
です。
 
 
たのしみにしていてください!


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『自分の仕事をつくる旅』

旅のつくり方、だけではなく

・さまざまな旅のカタチの紹介
・企画書の制作方法
・厳選された旅の持ち物リスト

など、
旅のことに加えて
仕事の仕方もとても深く学べる本です。

よかったら、ぜひ!
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