"知っている" と "やっている" は、似ていて、否なり。 | かもめ大学 公式ブログ

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熊本在住。1981年生まれ。小中学生の先生。また、かもめ大学という名前でフィンランド・スタディツアーを主催しています。キーワードは、教育/フィンランド/魔法の質問/読書/PentaxK-50/Perfume/欅坂46

先日、友人が
ある本を紹介してくれました。

* ** * ****
5羽のカモメが防波堤にとまっている。
そのうちの1羽が飛び立つことを決意した。
残ってるのは何羽だい?

ー4羽です。

そうじゃない。
5羽だよ。
いいかい?
誤解されがちだが、決意そのものには何の力もないんだ。
そのカモメは飛び立つことを決意したが、
翼を広げて空を舞うまでは防波堤にとまったまま。
残りのカモメとどこも違わない。
人間だって同じだよ。
何かをしようと決意した人と
そんなことも考えてもいない人とでは
何の違いもないんだ。
ところが人は、他人のことは行動で判断するのに、
自分のことは決意で判断することがある。
しかし、行動を伴わない決意は
期待してくれている人に対する裏切りでしかない。


『希望を運ぶ人』 
アンディー・アンドルーズ・著 
ダイヤモンド出版

$かもめ大学 学長  高坂 翔輔のブログ

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「しつもん」にも
同じことが云えるかもしれません。

よりよい答えは、
よりよいしつもんから生まれます。

ですが、
よりよいしつもんは
"知っている"だけでは、
たいして何も生まれません。

よりよいしつもんは
実際に使ってみてこそ、
はじめて効果があります。

そして、
使ってみると、
いろんな使い方ができることに
気がつきます。

うまく使えたときもあれば
うまく使えなかったときもありました。

でも
どんな結果になったとしても
そこから「まなび」があるのです。

"知っている"と"やっている"では
歴然の差があるわけです。

こんな「魔法の質問」があります。

「終わったときに
 どうなっていたら最高ですか?」


これはゴール設定をするときに使う
「魔法の質問」です。

仕事においては、会議の直前につかったり
プライベートにおいては、
読書をする前に使ったりしています。

使っているうちに、
いろんな場面で使えることに気がつきます。


この「魔法の質問」、
他にはこんな使い方をしています。

それは、こちらにて。
http://ameblo.jp/kamomedaigaku/entry-11466973507.html