芸予汽船「第十一かもめ」 | かもめの船舶紹介ブログ

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芸予汽船「第十一かもめ」

2017/05/27 弓削港にて撮影

2018/02/10 弓削港にて撮影

2017/02/10 弓削港にて撮影

2018/02/10 弓削港にて撮影

2018/02/10 弓削港にて撮影

2018/02/10 土生港にて撮影

2018/02/10 土生港にて撮影

2019/09/12 生名橋にて撮影

2019/09/12 生名橋にて撮影

2019/09/12 生名橋にて撮影

2019/09/12 生名橋にて撮影


~SPEC~
•総トン数:40トン
•全長:20.41m
•航海速力:No Date(最大速力:No Date)
•旅客定員:88名
•船主:芸予汽船
•建造:三保造船所(大阪)
•竣工:1992年7月
•航路:不定期(予備船)

元々は今治高速船で今治~尾道航路に就航していました。しかし、今治高速船がしまなみ海道開通により廃業。航路も今治↔土生までに短縮され、運航が芸予観光フェリーへと変わりました。そして芸予観光フェリーが2009年に社名を「芸予汽船株式会社」へと変更し現在に至ります。
今治高速船の廃止で「かもめ」シリーズの船達がいろいろな場所へと去っていく中、唯一古巣に残り名前もそのままに活躍している本船。過去の栄光を背に、今は同じ芸予汽船の「第一ちどり」「つばめ」がドック入りした際やトラブルが発生した際の予備船として静かに出番を待っています。

土生港を出港していく第十一かもめ。奥に見えるのは土生~立石間を結ぶフェリー「いきな」です。

▲前部客室
▲後部客室
船内はこのような感じ。流石に年季を感じさせる部分はありますが綺麗に保たれています。(予備船とはいえ使われているんだから当たり前ですが…)

第十かもめとほとんど同じ外観ですがマストの高さが第十一かもめの方が少し高くなっています。

芸予汽船に移籍した際、尾道の木曽造船で船尾にカーゴルームを設置する改造を受けており、総トン数が39トンから40トンへと変更された様です。

船内にある案内板はカーゴルームが設置される前の物のままでした。