前報では、Pall博士の論文1)などを引用しながら、①マイクロ波症候群とは何か、②その発症メカニズム、及び③人為的に発症させるための条件についてコメントしました。

 

 マイクロ波(及びマイクロ波以下の周波数)の電磁界は、電位依存性カルシウムチャネル(VGCC)の活性化を通じて神経伝達物質や神経内分泌ホルモンの分泌を攪乱させ、その結果、様々な精神・神経医学的影響をもたらすことが解明されつつあります。

 私の場合は、悪臭や味覚の変化、内臓筋や骨格筋の不自然な動作、胸やけ、風邪でもないのに対話中に突然起きるせき込み等の症状があります。

 

 これらの症状は、特定の状況下で発生・消失し(今後のブログで紹介します)、除電によって緩和できる場合が多いです。緩和できれば身体の異常に電磁波が関わっていることの示唆が得られますから、ここでは私がマンションの自室等で行っている除電方法を紹介します。

 

 身体の除電については、ネットに様々な情報やグッズが紹介されています。

 私は、ホームセンタ-―でA4判のアルミ板(厚さ1.5mm程、数百円)と2芯の電気コードを7m程購入し(数百円)、アルミ板と家庭用コンセントのアース端子2)とを電気コードで接続する方法を用いています。

 

 その際、電気コードは2芯を1芯に割いてお互いにつなぎ合わせ、総延長14mの1芯コードとします。その片方のビニール被覆を5cm程除き、中の銅線をほぐして扇状に開き、それをアルミ板の端の方にガムテ-プで接着します。もう片方は3cm程被覆を除いて銅線を撚り合わせ、それをコンセントのアース端子(や水道管)に接続しています。

 

 この、いわゆる「アーシング」の方法は、例えばバイオロジック株式会社のHP 2) にわかりやすく説明されていますので参考になります。職場では、上記HPなどを参考に、大地に直接アーシングしています。

 

 アーシングは、身体を大地に接することですから、素足で芝生の上に立ったり、大地から突き出た信号機のポールや鉄のフェンスなどに素手で触れたりすることによっても除電可能です。また、コンクリートも中に鉄筋や水分が含まれていて電気を通すことが多いので、ビル内では金属製の窓枠やエレベーター、扉、水道管、ガス管等に素手や素足で触れると除電できることが多いです。

 

 この「アーシング」を知っておくと、例えば「鼻をつく臭い」がする際に、近くの水道の蛇口に手を触れると臭いがあまりしなくなることがあります。また、不自然な胸焼けが続く際に、胸にA4判アルミ板を当てて暫くすると胸焼けしなくなることがあります。不自然な咳やくしゃみは、それらの感覚受容器が身体のあちこちにあるようですが、私の場合は胸から喉にかけてアーシングすれば治まることが多いです。

 

 以上、私の不自然な身体の異常には電磁波が比較的多く絡んでいるようなので、就寝する際にはA4アルミ板を枕元に用意し、何かあればその板に触れたり、予め症状の出やすい身体の部分(=照射が予測される部分)にあてがっています。

 また、2000円程の電気テスターを購入して直流計測モ-ドにし、プラス電極を身体に、マイナス電極をアルミ板に接触させると、除電処理前の身体(の表面)電圧が表示されます。その後、手などをアルミ板に直接触れる「除電処理」を行うと、テスターに表示される電圧が変化します。除電処理によっては電圧があまり変化しないことがあり、その際には身体の感覚もあまり変化しません。

 

 皆様も、気になるようでしたらお試しください。その際、アルミ板とアース端子を結ぶ電気コードの長さは十分に余裕がありますから、その余裕分のコードを寝ている身体の上に置いたり、頭に巻きつけたりすることもお試しください。おそらく、アンテナが持つ「電波吸収」効果によると思われますが、身体症状の変化を感じることがよくあります。

 

ーーー令和4年3月22日追記ーーー

 

 A4アルミ板から延ばしたケーブルをアース端子に接続する方法による除電効果が得られない場合に考えられる原因と対策を示します。

 

① 端子~地面間の断線:水道管など地面につながっている金属とアース端子間をケーブルで新たに接続してみてください。つまり、A4アルミ板からの除電ケーブルは、アース端子と水道管の両方に接続されます。

 

② 電磁波出力の強化:ターゲットの身体の状況に合わせて出力を変化させてきます。除電で間に合わない場合は、電磁波シールド材を試してみてください。私は、電磁波シールド株式会社製のシールド布やメッシュを利用しています。多重に折りたたむ必要がありますが、例えばカッティングしてA5判ソフトケースに入れたもの(基本的にカッティング布は2重、その間に紙などの絶縁体を挟みます)を複数枚用意しておけば、とっさの防護や、照射方向を特定する際に便利です。

 

③ 関連して、就寝中の身体不具合に対する除電効果がほとんど見られない際は、下の階から照射されている可能性が濃厚です。その際は、垂直的な照射角ではなく、かなり傾いています。その際は少し高額となりますが、上記の布等を少し多い目に調達して(例1m×2m×2枚等)、折りたたんでシーツの下に設置するなどお試しください。それで、およその入射角が推定できますから、その位置にA4アルミ除電版を敷くと効果が発揮されることがあります(私の場合は、最近複数方向からの照射が組合されています)。

 

④ 私は電磁波関係の警察相談を繰り返しています。戦争が始まっていますから、もはや妄想や精神的なものとして放置することは許されません。私のブログを紹介するなどして、警察に被害に関する綿密な情報収集を要請してください。被害者は攻撃であることに気づきますが、被害者以外は気づくことができません。極めて危ない状況です。

 

⑤ 電磁波シールド布の使用感については、近日中に紹介します。私は電磁波の専門家ではないですから、既知のメカニズムに合致しないコメントも含まれる筈です。それはそれで重要なデータとして、ご参考なさっていただけると幸いです。

 

追:私は業務妨害を(外部から)受けているため、ご紹介した会社とは勤務時間中にやり取りしています。自費で購入していますが、相手先会社の担当者様に無用の誤解を与えぬよう、「利益相反」の立場を明確にお伝えしています。購入等は、自己責任でお願いします。

 

ーーー追記終了ーーー

 

1)      Martin L. Pall, 2016. Microwave frequency electromagnetic fields (EMFs) produce widespread neuropsychiatric effects including depression. Journal of Chemical Neuroanatomy 75, 43-51.

2)      バイオロジック株式会社 HP  https://www.blh.co.jp/contents/earthing/howtoearth/