映像の世紀バタフライエフェクト - NHK


『映像の世紀 バタフライエフェクト 53話"パリは燃えているか"』(23年11月)


 1944年8月、ドイツ占領下のパリ。連合軍が迫るとパリ市民が一斉に蜂起。これを知ったアドルフ・ヒトラーはパリの徹底的な破壊を命じる。しかし、当時パリを治めるドイツ軍司令官ディートリヒ・フォン・コルティッツはこの命令に従わず、パリは守られた…。そして、この時代を生きた3人のフランス人、ピカソ、シャネル、ドゴール…。パリの紋章に刻まれている「FLUCTUAT NEC MERGITUR」(たゆたえども沈まず)の言葉。パリの100年のドキュメンタリー。

 世界史に全く疎かった私、『シンドラーのリスト』(93年)でユダヤ人虐殺を、『サラの鍵』(10年)でヴェルディブ事件を、『パリは燃えているか』(66年)でこの言葉を知りましたが、実際の映像(白黒は当然として、その粗さ)はリアリティー感が全く違います。

さて、もっと勉強しなければ…。