『梅切らぬバカ』(77分 21年 監督和島香太郎)
50歳の自閉症の息子忠男(塚地武雄)とふたり暮らしの母珠子(加賀まりこ)。自分も歳をとった。おそらく忠男より先に逝ってしまうだろう。残された忠男のことを案じ、忠男を近くのグループホームに預け別居することを決めた。しかし、ある日、忠男はグループホームを抜け出し、問題を起こしてしまった。さて…。
珠子と忠男、隣に越してきた里村家一家、グループホーム、町内会のごく普通の日常を描いた作品。サプライズもクライマックスもハッピーエンドも無い。でも一般人の日常はこんなもの。里村家の小学生のひとり息子草太(斎藤汰鷹)の純真な気持ちが里村家の、そして町内会の気持ちを少し変えた。それで良し。
ちなみに…この作品を鑑賞して新たに知ったことが二つ。一つは剪定(せんてい)という言葉の読みと意味。もう一つは"桜切るバカ、梅切らぬバカ"。言葉の意味は知っていましたが、あくまで、これは植物(桜と梅)を育てる際にのみ使う言葉だと思っていましたが、AI回答を読むと教育現場でも使えそうです。そう、生徒は桜タイプと梅タイプがいる。それぞれのタイプに応じた学習方がある…。塾講師の私、参考になります。
