『美女と野獣』(「 La Belle et la Bête」112分 14年仏独 監督クリストフ・ガンズ)

 母親が子供たちに読み聞かせをしている。

 内容は…。昔、裕福な商人がいた。妻は他界したが、3人の息子と3人の娘と暮らしていた。しかし、商人の船が嵐に巻き込まれて難破。財産を全て無くしてしまう。田舎暮らしとなった一家。そんなある日、商人(父)(アンドレ・デュソリエ)は森の中で道に迷い古城へと導かれる。その帰り道、父は末娘ベル(レア・セドゥ)のために1本のバラの花を摘むのだが、これが古城の主、野獣の逆鱗に触れ、囚われの身となってしまう。父の身代わりになるべく、ベルは古城へ駆けつけるのだが…。さて…。

 ストーリー展開は複雑なのですが、深く考えないのが私。野獣(ヴァンサン・カッセル)、プリンセス(イボンヌ・カッターフェルト)、そしてベル。この3人のピュアに相手を想う気持ちのストーリー。ラストの演出も素敵。


ちなみに…ヴァンサン・カッセルとレア・セドゥ、『たかが世界の終わり』(16年)で兄妹役で再び共演していますね。私が鑑賞したのは19年10月(映画日記No.153)。マリオン・コティヤールが出ているのは記憶していますが…


ちなみにちなみに…なぜ、この作品?それは、3月まで教え子だったS乃ちゃん(高校入学おめでとう!)の一押し作品ということで。でも、彼女から聞いたキーワードは、"美女と野獣""実写""エマ・ワトソン"…あれ?ひとつ違う…(続く)