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『フライト・ゲーム』(「Non-Stop」14年米仏合作)
ビル(リーアム・ニーソン)は、航空保安官(旅客機に一般客を装い乗り込んで、機内の安全をはかる職務。9.11以降、この存在があるらしい)。ニューヨーク発ロンドン行きの便に乗り込んだ。すると、大西洋上空で、相棒のマークス(航空保安官は2人組らしい)の携帯に、差出人不明の脅迫メールが届き、遂には、機内での犠牲者が出てしまう。大西洋上機内での攻防が始まった。
さてビル、いやリーアム・ニーソン、「昔はバリバリの刑事だったが今は落ちぶれている」「事件は密室乗物内」「犯人・黒幕は誰か」「その目的は何?」「乗員全員が容疑者の可能性あり(誰を信じていいのか?)」「孤軍奮闘」…。そっくりですね。今年公開の『トレイン・ミッション』に。
ちなみに…なぜ、この作品を?それは、キャストの中にルピタ・ニョンゴを発見したから(『それでも夜は明ける』で、アカデミー賞助演女優賞を受賞)。CA役、なかなかお似合いです。奴隷役よりもずっとかわいい。
ちなみにちなみに…この作品を観て思い出した作品。『エグゼクティブ・デシジョン』(96年米)。乗客を乗せた旅客機がハイジャックされ、犯人は機長を殺害し、機体ごとワシントンに突っ込もうとする作品(ちなみに、9.11前の作品)。緊急着陸のシーンは『フライト・ゲーム』とよく似ています。又、ハル・ベリーがCA役で出演しています。さらに、(出演作はどの作品でも絶対的主役の)スティーブン・セガールが途中でフェードアウト。珍しい作品です。