『レッド・スパロー』(「Red  Sparrow」140分  18年米  監督フランシス・ローレンス)
ロシアのバレリーナ、ドミニカ(ジェニファー・ローレンス)。将来を嘱望されていたが、舞台での事故で重傷を負い、バレリーナとしての道を閉ざされる。ロシア政府に努める叔父ワーニャの薦めで(というより陰謀で)、ロシアの"スパロー"(スパイ)として生きることとなる。
アメリカ制作のロシアvsアメリカのスパイ映画。ロシア目線で撮られていますが、キャストは全員アメリカ人で、言葉は英語。派手なアクションシーンも無く、ラストは誰もが想像できます。叔父のワーニャが、プーチン大統領に似ているのも妙に納得します。ロシア側からクレームが出ないのは、両国の現実の関係は、もっとドロドロしているのでしょう。