バイエルンがドルトムントを下してCL制覇 | 毎日更新!サッカーニュース

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25日にCL決勝がロンドンのウェンブリーで行われ、バイエルンが2-1でドルトムントに勝利した。バイエルンのCL優勝は、12年ぶり5度目となる。

ドイツ勢同士のCL決勝。ドルトムントは事前に発表があったとおり、MFゲッツェの回復が間に合わなかったが、DFFフンメルスは先発で登場。一方のバイエルンは、ウォーミングアップ中にMFシュバインシュタイガーがトラブルを抱えたため急遽メンバー変更かとの情報もあったが、こちらもスターティングメンバーでピッチに入る。MFクロースを除けば、ほぼベストメンバーでキックオフを迎えた。

ブンデスリーガではバイエルンが圧倒的な差で優勝を果たしたが、一発勝負の決勝戦ではドルトムントが見事なスタートを切る。キックオフと同時にアクセル全開で出たドルトムントは、主導権を握った。

最初の決定機は14分。右からのグラウンダーのクロスにMFブラシュチコフスキが右足で合わせたが、相手GKノイアーに止められた。20分にはカウンターでMFロイスが抜け出すも、こちらもノイアーに阻まれる。

ドルトムントのハイプレスがおさまり、バイエルンは次第にボールを持てるようになった。すると26分、左からのクロスボールにファーサイドのFWマンジュキッチが頭で合わせる。しかし、ドルトムントのGKヴァイデンフェラーに指先で弾かれ、得点にはならない。

それでも、ドルトムントの良い流れが途切れたわけではなく、鋭いカウンターがバイエルンを苦しめた。29分にはロイスのスピードに乗ったカウンターが飛び出すと、バイエルンはDFダンテがファウルで止めるしかなく、この試合初のイエローカード。35分には、FWレヴァンドヴスキがペナルティーエリア右に抜けてシュートを放ったが、GKノイアーにコースを消されて先制点を奪えない。

バイエルンの前半の攻撃では、MFロッベンに何度かチャンスがあった。30分、ペナルティーエリア右でフリーのロッベンが抜け出したが、左足で打つには窮屈なファーストタッチとなり、GKに止められる。37分にもペナルティーエリア右に侵入したが、左足では蹴らせてもらえない。43分には、フンメルスのミスもあってロングボールがロッベンに届いたが、左足のボレーはヴァイデンフェラーの顔面を直撃した。

後半に入ると、バイエルンはサイドからの攻撃が増えて、ピッチをより大きく使えるようになる。DFアラバが高い位置で勝負する場面も見られるようになり、攻撃が分厚くなった。

待望の先制点は15分。バイエルンは左サイドからMFリベリが仕掛けて相手を3人引きつけると、その間を通してロッベンにパスが出た。縦に持ちだしてヴァイデンフェラーを引きつけて折り返すと、中央でマンジュキッチが押し込み、ゴールネットが揺れる。

先制点の後はバイエルンのリズムがさらに良くなったように思われたが、ドルトムントがすぐに追いついた。ロイスの突破をダンテがファウルで止めてドルトムントにPKが与えられると、MFギュンドガンがノイアーの逆をついて、冷静に決めた。

その後は互いに譲らない。27分には、バイエルンが決定機を迎えるが、MFミュラーがGKを置き去りにして上げた中央へのボールは、ロッベンの前でDFスボティッチがクリア。バイエルンは何度か決定機をつくるも、ドルトムントが間一髪の対応でゴールを許さない。

ドルトムントは序盤のハイペースが響いたのか、バイエルンに押し込まれる時間が続くも、ヴァイデンフェラーを中心に何とか耐え続ける。

しかし、44分にバイエルンの猛攻が実った。中央からのロングボールをリベリがコントロールしてキープすると、後方にボールを落とした。ここにトップスピードのロッベンが走り込んでGKと1対1になると、ついにヴァイデンフェラーを攻略。土壇場でバイエルンが勝ち越した。

ブンデスリーガに続いてCLを制したバイエルンは、これで2冠を達成。6月1日に3冠を懸けて、DFBポカール決勝のシュツットガルト戦に臨む。
提供:goal.com
2013年5月26日(日) 06:00

おめでとうございます!今度はクラブワールドカップで世界一だ