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ブラジル代表FWネイマールは、所属クラブのサントスが2つのクラブからのオファーを受け入れることを決めたとの知らせを受け、喜びをあらわにしている。
サントスにオファーを提示した2クラブは、バルセロナとレアル・マドリーであることが確実視されている。ネイマール自身と父親が2つのオファーのどちらに応じるかを決断すれば、移籍が実現する状況だ。
ネイマールはこれを受けて「僕の人生の中で最も幸福な瞬間」と述べるとともに、焦らずに考えて結論を出したいと語った。ブラジルの複数メディアが同選手のコメントを伝えている。
「2つのオファーについて十分に考えたい。家族と一緒に決めるつもりだ。焦ってはいない。結論は5分で出るかもしれないし、30分かも、3日かもしれない。僕にとって何がベストなのかを決めるのに家族が力を貸してくれるだろう」
サントスを退団することについては、「友好的な退団だ」ともネイマールはコメントしている。
ネイマールへのオファーについて、ブラジル『グローボエスポルチ』はレアル・マドリーが移籍金3500万ユーロ(約45億8000万円)、バルセロナが2800万ユーロ(約36億6000万円)を提示したと伝えている。年俸に関してもバルサの700万ユーロ(約9億2000万円)に対してマドリーが1100万ユーロ(約14億4000万円)と上回っているが、広告収入の取り分などに関してはバルサの方がネイマールにとって好条件になる見通しとのことだ。
去就に大きな注目が集まるブラジルのエースは、欧州での新天地にどのクラブを選ぶのだろうか。
提供:goal.com
2013年5月25日(土) 18:34