恋するシェフの最強レシピ(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

恋するシェフの最強レシピ(ネタバレ)

恋するシェフの最強レシピ



原題:喜歡・你 This Is Not What I Expected
2017/香港、中国 上映時間106分
監督・編集:デレク・ホイ
製作:ピーター・チャン、ジョジョ・ホイ
脚本:シュイ・イーメン、リー・ユアン
撮影:ユー・ジンピン
美術:ベン・ルク
編集:タン・シアンユアン、チョウ・シアオリン
出演:金城武、チョウ・ドンユィ、スン・イージョウ、リン・チーリン
パンフレット:★★★☆(800円/ちょっと高めだけど、レシピが載っててイイ!)
(あらすじ)
ビジネスにも食事にも常にパーフェクトを求め、世界の味を知り尽くした実業家のルー・ジン(金城武)。彼が買収に成功した上海の名門ホテルで有名料理長が提供する料理はどれも彼を感動させるものではなかったが、見習いシェフのションナン(チョウ・ドンユィ)が編み出す斬新なレシピだけはジンの舌を満足させた。ジンが指定したテーマに合わせ、完璧な料理を次々と提供していくションナン。2人は食を通して心を通わせていくが、ジンたちの前にションナンの才能を軽々としのぐ美人シェフ(リン・チーリン)が現れる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


基本的には「無茶振りされたリーアム・ニーソンがキレて大暴れする映画」などを好む僕ですよ、こんな浮ついたムードがムンムン漂ってくるロマンティック・コメディ(苦笑)、まるで観る気はナッシングだったんですけれども。ちくしょう、なんとなく観たくなってしまったので、4月上旬、新宿武蔵野館映画ファンサービスデーを利用して、鑑賞いたしました。とても好きな映画でしたヨ (´∀`=) スキヨ


こんな展示がありました。


スクリーン1、ほぼ満席だった記憶。


小腹が空いていたので、武蔵野ドッグとのぞみ園の手作りクッキーを摂取しながら観ました。



「金持ちで高飛車な男(年上)が、天然系の純粋な女性(年下)と出会う→反発しながらも恋に落ちる→“大切な何か”を取り戻しながら結ばれる (`∀´)(´∀`し ハッピーエンド」という、日吉ミミさんが「よくある話じゃないかー 川 ゚д゚)」と歌い出しそうなくらいに何百回と観てきた内容でして。そこに「勢い重視」の香港テイストが加えられているんですが、正直、見習いシェフ・ションナン(チョウ・ドンユィ)のキャラがあまりにバカっぽいし、金城武さん演じる金持ち野郎ルー・ジンも常軌を逸するレベルで失礼だったりと(勝手にションナンの部屋に居座るくだりとか、ちょっと笑えない)、なんて言うんですかね、キャラクターが尋常じゃなくカリカチュアされているから、若干イラッとしなくもないんですけれども。


ヒロインがこんな顔をする映画なので、苦手な人も普通にいる気がします。



ごめんなさい、泣きながら観るほど好きでしたーー。このブログを始めてから出演作を観る機会があまりなかったのでそんなに書いていませんが、金城武さんが好きだし、料理映画もそこそこ好きだし、キスシーンがないのも「これからの2人」って感じで好きだったし、そりゃあおかしなところがつるべ打ちな作品だけどさ、たまにはこんな“気楽なロマコメ”を観たっていいじゃないですかぁ〜(唐突に馴れ馴れしく)。ルー・ジンに専属の美人シェフ(リン・チーリン)がいたことが発覚して、あーだこーだと揉めながらも、最終的には「君が必要なんだ!(´Д`;)」ってな調子で結ばれて、2人で夕陽を見る→ラーメンを作ってあげるラストはね、「良かったねぇ… (iДi) ウェェェェ」と涙が止まらなかったし、全体的にもうふふあははと楽しんだ次第。


本国のポスター画像。最後はこんな感じで終わってましたよ。



あと、この手の映画では当たり前の要素ですが、劇中に出てくる料理がスゲー美味しそうでしてね…(遠い目)。まぁ、ほとんどが素人には再現不可能なシロモノでしたが、一番気になったのが、ルー・ジンが作るインスタントラーメンですよ。ほとばしるほどありがたいことに、パンフに作り方が載っていたのでね、一部材料を省きながらも、いそいそと作ってみました↓


パンフには「巫女のパスタ」とともにレシピが掲載されているのだッ!m9`Д´) ビシッ


パンフには書かれていないけど、劇中では「出前一丁」が使われてましたよね。


麺を3分茹でてから…。


湯切り→氷水に入れて、軽く粗熱を取る。


器に入れて、付属のスープ+ゴマ油(パンフではマー油)を混ぜる。万能ネギは面倒くさいので省きました。


ゆで汁とは別のお湯を注いで、3分待つと完成でございます。


確かに美味いけど、「出前一丁」はいつでも美味いので、よくわからないな… (´・ω・`) ウーン


ということで、今度は2つ同時に作って、食べ比べてみますた (・∀・) カシコイ


普通に作った麺を食べると…。あら、ちょっとボンヤリした印象。


こっちは氷水で締めた分、麺のコシが違う!Σ(゚д゚;) チガウ! スープもスッキリしてるじゃねぇか!


結局、3つも食べちゃったよぅ… (´Д`;) フトッチャウ



この作り方は、製作のピーター・チャンのパートナーである女優サンドラ・ンが開発したそうですが(とは言え、すでに自分でこのやり方を発見&実践している人も普通にいそう)、確かに美味い。愉快なロマコメというだけでなく、僕がこれから長年に渡って実践するであろう「インスタントラーメンの作り方」を伝授してくれたのも超ありがたいということでね、とても好きな映画でしたヨ (´∀`=) スキヨ 香港テイストが苦手な人には無理にオススメしませんが、本作の「インスタントラーメンの作り方」はぜひ試してみてくださいな。おしまい。




ピーター・チャン製作×金城武さん+ドニー・イェン兄貴主演作。僕の感想はこんな感じ



金城武さん主演作で一番好きなのはこれでございます。



なんとなく連想した台湾ムービー。僕の感想はこんな感じ



久しぶりに食べたけど、やっぱり美味いね (°∀°)b イイ!