マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2D・字幕版)(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2D・字幕版)(ネタバレ)

マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2D・字幕版)

マイティ・ソー/ダーク・ワールド

原題:Thor: The Dark World
2013/アメリカ 上映時間112分
監督:アラン・テイラー
製作:ケビン・フェイグ
製作総指揮:ナイジェル・ゴステロウ、スタン・リー、アラン・ファイン、ビクトリア・アロンソ、クレイグ・カイル、ルイス・デスポジート
原作:スタン・リー、ラリー・リーバー、ジャック・カービー
原案:ドン・ペイン、ロバート・ロダット
脚本:クリストファー・L・ヨスト、クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー
撮影:クレイマー・モーゲンソー
美術:チャールズ・ウッド
衣装:ウェンディ・パートリッジ
編集:ダン・レーベンタール、ワイアット・スミス
音楽:ブライアン・タイラー
音楽監修:デイブ・ジョーダン
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、アンソニー・ホプキンス、ステラン・スカルスガルド、イドリス・エルバ、クリストファー・エクルストン、アドウェール・アキノエ=アグバエ、カット・デニングス、レイ・スティーブンソン、ザカリー・リーバイ、浅野忠信、ジェイミー・アレクサンダー、レネ・ルッソ、ジョナサン・ハワード、クリス・オダウド、トニー・カラン、クリス・エバンス、ベニチオ・デル・トロ
パンフレット:★★★★(700円/相関図、インタビュー、コラム、欄外にも小ネタ。中居雄太さん、良い仕事)
(あらすじ)
英ロンドンに原因不明の重力異常が発生し、ソー(クリス・ヘムズワース)の恋人で天文学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)が調査に向かうが、そこでジェーンは地球滅亡の鍵となる「ダーク・エルフ」の力を宿してしまう。事態を打開するため、ソーはジェーンを連れてアスガルドに戻るが、そのせいで家族や故郷を危機的状況に陥れてしまう。最後の手段としてソーは、血のつながらない弟で宿敵でもあるロキ(トム・ヒドルストン)の力を借りることになるが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※アメコミ映画関連は小覇王さんのブログを読めば間違いないということで、詳しいことを知りたい方はそちらを読んで!(o^-')b オススメ!
※というか、今回の記事は映画の感想の代わりにバカな駄文を垂れ流しているので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。


いわゆるマーベル・シネマティック・ユニバース関連作は劇場で観る主義ということで、前売り券を買って楽しみにしてまして。公開して3週間後ぐらいに、ユナイテッド・シネマとしまえんで観てきました。普通に楽しかったです (・∀・)


UCとしまえんではIMAXもやってたんですけど、お金がないので断念。
としまえん


もうね、本当に僕なんぞが書くことはないというか。スムースに良く出来たハリウッド大作じゃないでしょうか。一応、雑に話を書いておくと、惑星直列があーだこーだと大変なんですが、ソーがジェーンたちの協力を得て、ダークエルフのボスを倒して、宇宙の滅亡を防ぎまして。で、オーディーン(アンソニー・ホプキンス)に「俺って王様には向いてないッス (・∀・し」と伝えて、地球に戻ってジェーンとチュッチュですがな。

ところが! 実は最後に出て来たオーディーンは途中で死んだと思われていたロキが化けた姿だったことが発覚したり、シフ(ジェイミー・アレクサンダー)たちが新キャラのコレクター(ベニチオ・デル・トロ)にエーテルが入った箱を届けたりして、エンドクレジットに突入。惑星直列の際に地球に紛れ込んだモンスターが出て来たりして、終わってましたよ、確か(ウロ覚え)。

まぁ、良かったところはいろいろあったんですけど…。他の映画を優先しすぎたせいか、観てから感想を書くまで時間が空いちゃったので、ちょっと思い出せなかったりしましてね。そんな時、役立つのがメモであり、「そういえば映画を見終わった後、印象に残ったことを書いたんだっけ」と思って開いたら、こんな感じだったのです↓


「全裸」「ビンタされたい!」「キャラモンとレイストリン」だと…?
3つのキーワード


確認してみれば、我ながら「死ねば良いのに… ('A`)」と心底ガッカリしてしまう内容の稚拙さと文字の汚さなワケですけど(苦笑)、一応、このメモに基づいた感想を残しておきますね↓



<全裸>

このキーワードで思い出すのは、まず序盤、ひと仕事終えたソーが上半身裸になる場面。さすがクリス・ヘムズワース、「M&F 2012年4月号」の“ショービズ界のベストアーム”記事で16位に選ばれたほどの男ですよ。しっかりと肉体を鍛え上げていて、その背中を見ただけで、「ほう、いい背中見せやがる (`∀´ )」と感心させられまして(ちなみに「M&F 2013年12月号」にそのトレーニングメニューが載っております)。気が付けば僕は彼の出演作のほとんどを見ていたりするんですけど、なんか1作目と比べるとグッと存在感が増していて、ソー役としては100点だと思ったり。

このシーンを見た瞬間…。
ウホッ、いい背中!

僕は息子の背中を見た愚地独歩のような気持ちになったのです(「グラップラー刃牙完全版」第20巻より)。
いい背中見せやがる

だがしかし! さらにグッときたのが、エリック・セルヴィグ博士役であるステラン・スカルスガルドの全裸徘徊シーン! 1作目「アベンジャーズ」の時、ロキに操られたりしたせいか、博士ったらすっかり電波な人になってたんですけど、あのステラン・スカルスガルドほどの男がこんなシーンのために全裸になるなんて… (ノД`) エライナァ とりあえず男女問わずに全裸好きの僕としてはかなり笑ったし、ちょっと感動すら覚えたのでした。

ストーンヘンジでステラン・スカルスガルドが体を張ったギャグを披露! 素敵すぎますな。
ステラン・スカルスガルドの全裸ダッシュ!



<ビンタされたい!>

頭が悪く性的な文章を書きますが、みなさん、ビンタってされたくないですか? いや、もちろん屈強な男に奥歯も砕けろと思いっきり張られたりするのはノーサンキューなんですけど(苦笑)、美女から“そこそこの力加減”でビンタをされたとしたらーー? 昔、大江千里さんも「ビンタを食らって本当の愛が見えた!ヘ(゚∀゚*)ノ」なんてどうかしている歌を歌っていましたが、自分好みの美女にスナッピーなビンタをされてみたい…。そんな欲求を抱えた男は僕だけじゃないと思うのです。

バキが柳龍光に食らわせたようなビンタは勘弁願いたいですがー(「バキ」第16巻より)。
バキが柳にビンタ!

そこで今作のナタリー・ポートマンですよ。まず、再会したソーに小気味の良いビンタを連続で2発。これが非常に愉快かつ愛らしい。その後のロキへの一発も素敵でね…(しみじみ)。これはわかってもらえないかと思いますが、モナリザの手を見た吉良吉影ライクな気分になっちゃったり (〃∇〃) ウフフ あと、ハッキリ言って、ソーやロキほどの男がたかが人間のビンタを避けられないワケがないんです。でも、あえて叩かれたのは、そのビンタには“彼女の想い”が乗っていた→受け止めるのが男の義務だからであり、そう考えると、なお良いシーンに思えた次第。

実にナイスなビンタ。5千円くらいなら払っても良いです(リアルな数字)。
ナタリー・ポートマンのビンタ



<キャラモンとレイストリン>

1作目と比べると、「アベンジャーズ」を経て、トム・ヒドルストン演じるロキがさらに魅力的になっていて、彼を観ているだけでも楽しくてね。すっかりクズ野郎かと思いきや、母親への愛情は残っていたりするのが非常に良くて、“クールに振る舞っているように見せつつも実は荒れていたシーン”とか、「ロキったら… (ノД`)」とジーンとしたほどだったりして。

このションボリしたロキ、最高でした。
ションボリしたロキ

というか、“マッチョで愚かだけど正義の兄”と“細身で頭が切れる邪悪な弟”ということでね、スゲー思い出したのが、「ドラゴンランス戦記」のキャラモンとレイストリンの兄弟。兄が戦士で弟が魔法使いなんですが、そのビジュアルや「お人好しの兄が信じた挙げ句、裏切られる」という展開とか、ちょっと似てるんですよ。1作目の時は全然思い出さなかったのに、今回連想したのは、たぶん一緒に旅をするシーンがあったからかもしれません。

なんかこの2人を観ていると…。
兄弟揃い踏み

この兄弟を思い出したのでした。この絵柄が大好き!ヽ(`Д´)ノ
キャラモンとレイストリン

この「ドラゴンランス戦記」、僕が中学生~高校生のころ、結構流行ったファンタジー小説で、僕はドップリ浸かりましてね…(遠い目)。某イベント会社にいた時、「ウルトラマンガイアショー」の脚本を書かせていただいたんですが、主役を強引にレオとアストラにして、2人の性格をキャラモンとレイストリンっぽくしたほど。“マグマ星人の軍団に捕まったアストラをレオが単身で助けに来ると、アストラが強がって「もう兄さんなんかいらないんだよ!ヽ(;´Д`)ノ」と叫ぶクライマックス”を泣きながら書いたこと、今も覚えております(もちろんボツ)。

全然関係ありませんが、僕が一番好きなウルトラマンはレオです。



ということで、ソーとロキも勝手に脳内でキャラモンとレイストリンに当てはめて、勝手にスゲー泣いたりしてました (・∀・) ナンダソリャ 今回、ロキはまんまと生きてましたけど、僕的には三作目あたりで兄をかばって死んだりしたら号泣するだろうなと。例えば、誰かが犠牲になって適当な扉とか閉めなくちゃならないイベントが発生して、すっかり改心したロキが命懸けでその役割をこなそうとして、すっかり弟LOVEが復活したソーが助けようとするんだけど、ロキが強がって「もう兄さんなんかいらないんだよ!ヽ(;´Д`)ノ」って叫んで…。って、こんなどうでも良い妄想を泣きながら書いている僕は、ちょっと休んだ方が良いのかもしれませんな… (´・ω・`) シノウカナ



ううむ、何が何やらになっちゃいましたが、僕の雑なメモをもとにした感想は以上です。ちょっと不満を書くと、アクションが普通というか。全体的にそれなりに楽しいものの、もう少しハンマーを振るうなりの派手さと残酷さがほしいなぁと。序盤の石巨人のように無生物を相手にした時の破壊っぷりが爽快なだけに、頭を殴ったら胴体にめり込むとか、そういう描写がほしかったなぁ…って、ごめんなさい、そんなの100パーセント無理なのは十分承知しております (´∀`) エヘヘ あの小型ブラックホール兵器とか、ラスボスの倒し方は結構無惨で良かったですな。


最強のハンマーが主武器なんだから、「範馬勇次郎のかかと落とし」ぐらいのゴア描写があっても良いと思うのです。
範馬勇次郎のかかと落とし


その他、「『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』の予告、最高だったなー」とか「もっとウォリアーズ・スリーのバトルが観たかったなー」とか思うところはあるんだけど、面倒くさいので割愛!ヽ(`Д´)ノ 僕は普通に楽しかったです (・∀・) それなりに派手で愉快なハリウッド産の娯楽作なので、過剰に期待しなければ、観ても損はしないと思いますぞ。




サントラ。ダウンロード版もあります。



ケネス・ブラナー監督が撮った、記念すべきシリーズ1作目。普通に面白かったです。



ジョス・ウェドン監督によるヒーロー大集合映画。非常に面白かったです。



ジョー・ジョンストン監督作。今作でロキがキャップに化けた時は笑いました。



ソーの肉体を作り上げたプログラムが載ってますけど、正直、そんなに目新しい内容ではないです。



一応、貼っておきますね。この絵柄が好き。