立候補（ネタバレ）
立候補※若干、加筆＆修正しました(7/22)
2013／日本 上映時間100分
監督：藤岡利充
製作・撮影：木野内哲也
音楽：田戸達英、岩崎太整、佐藤ひろのすけ
製作補助：赤間哲也
出演：マック赤坂、羽柴秀吉、外山恒一、高橋正明、中村勝、岸田修、櫻井武
パンフレット：★★★★（840円／文字がギッシリ！ 作り手たちの“熱さ”は少し苦手かな…）
（あらすじ）
2011年11月、大阪府知事・市長選挙。橋下徹が仕掛けたことにより注目を浴びる中で立候補した、マック赤坂、高橋正明、中村勝、岸田修といった泡沫（ほうまつ）候補たち。そして、泡沫（ほうまつ）候補として知られる外山恒一や羽柴誠三秀吉。彼らはほぼ敗戦濃厚な選挙に、懲りもせずになぜ立候補するのか。その真相に迫る。（以上、シネマトゥデイより）
予告編はこんな感じ↓
90点
※基本的に特定の政党や候補者を応援したり叩いたりするつもりは皆無なんですが、公職選挙法に引っ掛かる記述があるので、こちらを参考にして、メアドをプロフィール欄に載せました。←消しました (o^-')b
※今回の記事は、「平成狸合戦ぽんぽこ」
のネタバレにも触れているので、気をつけて！
土曜日は基本的に更新しない日なんですけれども、「選挙２」の感想と二本立てでアップしておきますね。いわゆる“泡沫候補”の方々を取り上げるという内容になんとなく興味を持ったので、ポレポレ東中野に行って来ました。「アタシ、“泡沫候補”の人の気持ち、全然分かってなかったんだ！ヽ(´Д｀;)ノ ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ」と反省しましたよ…（このブログで使いすぎなフレーズ）。
やってきました、ポレポレ東中野！
って、近づくと映画のポスターの上に張り紙が…？
どうやらマック赤坂さんが参院選に立候補したため、こういう措置を取った様子。
劇場に入ると、こんな感じでＴシャツが売られてまして。
裏側はこんな感じでしたよ。顔を見せちゃいけないのね。
顔出し撮影ができる看板や記事の切り抜きもあったんですが…。
その横には、space&cafeポレポレ坐でのスペシャルメニューだと!?
メニューの隅のこういう一文は好き。当然ながら食べたんですが、その話は後ほど (＾ε＾) ｳｯﾌﾝ
簡単に内容を書くと、2011年の大阪府知事選挙に出馬したマック赤坂さんを中心に、何のバックもなく無所属で出馬した方々＝いわゆる“泡沫候補”の方々を記録したドキュメンタリー（梅田章二さん以外）。彼らがどんな想いで出馬を決めて、どんな風に選挙を戦ったのかを映していきましてね。その中で、2007年の東京都知事選で話題となった外山恒一さんの政見放送やインタビュー、あの羽柴誠三秀吉さんのインタビューなども流れてました。
映画は外山恒一さんの政見放送でスタート。何度見てもスゴいよなぁ。
ちなみに2011年の大阪府知事選挙のマック赤坂さんの政見放送はこんな感じ↓
僕は“1993年に選挙権をゲットして以来、必ず投票してきた男”なんですが、今まで泡沫候補と呼ばれるような方を選んだことは一度もなくて。特に、普通の格好をした人ならともかく、マック赤坂さんとか、ハッキリ言って、「残念な人なんだろうな～ (´・ω・`)」と上から目線でスルーしてきたんですよ。
ところが！ この映画を観て、「選挙に出馬する人にはそれなりの想いや理由がある」という当たり前のことをやっと知ったというね…。マック赤坂さんだって、自分がおかしなことをやっているのは十分自覚していて。要は、大きな組織にバックアップされている他の候補者に対抗するための奇策なんですよね。まぁ、どう考えても奇策すぎな気はするんですが、「京大を出て、伊藤忠商事で働いて、レアメタルの貿易で億万長者」というプロフィールを考えれば、“ただの残念な人”なワケもなくて。
秘書の櫻井武さんや、息子の戸並健太郎さんは、「笑うしかない」とか「真面目にやれば良いのに」とか呆れつつも、そんなことはすでに通過済みであって。マック赤坂さん自身は真剣だからさ、いざという時はちゃんと前面に立って守ろうとするんです。この映画の白眉は「敵対する陣営の選挙演説に乗り込む」シーンであり、大阪府知事選での「vs 橋下徹」と、2012年の東京都知事選での「vs 安倍晋三」という２つの場面は超緊迫感に溢れているんですが…。２人ともマック赤坂さんのためにまったく引かなくて、その姿勢がスゲー胸を打つ。特に秋葉原での“醜悪すぎる「帰れ！」コールに抗う戸並さんの姿”には涙が止まりませんでしたよ…（とは言え、他の人たちの立場になって考えると、選挙演説に無理矢理乗り込んで来るマック赤坂さんは相当迷惑なんですがー）。
橋下徹さんの登場は“華”があって、ちくしょう、さすがだと思いましたが、SPのコワモテ感は異常。
ちなみに2012年の東京都知事選でのマック赤坂さんの政見放送はこんな感じ↓
マック赤坂さんだけじゃなく、その他の人たちもそんな感じでね。今まで“報道機関による有力候補との扱いの差別”とか考えたこともないくせに、「泡沫候補！(｀∀´)」なんて呼んでバカにしてた自分が恥ずかしくなったというか。「平成狸合戦ぽんぽこ」のラストの説教っぽく、「あの～、テレビや何かで言うでしょう、“泡沫候補”って。あれ、やめてもらえません？ 人間が自分で泡になって姿を消せます？ (・ω・) ﾄﾞｳﾅﾉ?」なんて言われたような気分。今後はどんな候補でも、“その言い分”をチェックしようと思いましたね…。一応、最後の展開だけ書いておくと、松井一郎さんが府知事に当選。橋下徹さんと松井一郎さんがマック赤坂さんについての印象を語って（対照的なのが面白い）、映画は終わってました。
「平成狸合戦ぽんぽこ」のこの説教自体は大嫌いなんですがー。
ちなみに2013参院選のマック赤坂さんの政見放送はこんな感じ↓
僕の好みで言うと、テロップの“笑わせよう感”は好きじゃないし、情緒的に音楽を使うのも乗れなかったけど、それ以外は非常に素晴らしいドキュメンタリーでしたよ。正直、僕なりにも少しは主義や思想や好みがあるので、ごめんなさい、やっぱりマック赤坂さんに投票することはないんですが（さすがに奇策すぎ）、これからも元気に頑張ってほしいですな～。ということでね、凄まじく唐突ですが、みんな、選挙には行こうね！ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ ﾜｯｼｮｲ!
※そういえば、マック赤坂さんが選挙演説中に飲んでいたのが鬼ごろしだったことに親近感が湧いた…ってのを書き忘れてました (ノ∀｀) ﾃﾍ
マック赤坂さんの著作を貼っておきますね。ううむ、読んでみようかしら…。
何度踏みつけられても 「最後に笑う人」になる 88の絶対法則
なんとなく大川豊総裁の著作を貼っておきますね。
日本インディーズ候補列伝(DVD付)
※備考
ポレポレ東中野が入っているビルの１階にはspace&cafeポレポレ坐という「仮面ライダークウガ」を意識した店名のカフェがあるんですが（一部ウソ）、なんとそこで「立候補」のスペシャルメニューが展開されてまして。僕は本当にこの手の企画が大好きなのでね、早速、食べてみましたよ。※（）内のカロリーは、勝手に算出したものです。
店に行ってみたら、バーガーは売り切れ…。ダイエット中だから、ちょうど良かった！（強がり）
アイスティ（380円／0kcal）と「泣ける親子サラダ」（300円／150kcal）。大根とカイワレにピリ辛のゴマドレッシングがかけてあって、予想以上に美味でした。
少ししてから「ネバーギブアップカレー」（800円／750kcal）が到着！ タマネギをふんだんに使ったカレーに、トロロがトッピング。
カレーは普通に旨いんだけど…。率直に書くと、トロロは不要だったような。
何はともあれ、美味しかった！ ご馳走様でした～。
おしまい (´∀｀) ｳﾌﾌ
2013／日本 上映時間100分
監督：藤岡利充
製作・撮影：木野内哲也
音楽：田戸達英、岩崎太整、佐藤ひろのすけ
製作補助：赤間哲也
出演：マック赤坂、羽柴秀吉、外山恒一、高橋正明、中村勝、岸田修、櫻井武
パンフレット：★★★★（840円／文字がギッシリ！ 作り手たちの“熱さ”は少し苦手かな…）
（あらすじ）
2011年11月、大阪府知事・市長選挙。橋下徹が仕掛けたことにより注目を浴びる中で立候補した、マック赤坂、高橋正明、中村勝、岸田修といった泡沫（ほうまつ）候補たち。そして、泡沫（ほうまつ）候補として知られる外山恒一や羽柴誠三秀吉。彼らはほぼ敗戦濃厚な選挙に、懲りもせずになぜ立候補するのか。その真相に迫る。（以上、シネマトゥデイより）
予告編はこんな感じ↓
90点
※基本的に特定の政党や候補者を応援したり叩いたりするつもりは皆無なんですが、公職選挙法に引っ掛かる記述があるので、こちらを参考にして、メアドをプロフィール欄に載せました。←消しました (o^-')b
※今回の記事は、「平成狸合戦ぽんぽこ」
のネタバレにも触れているので、気をつけて！土曜日は基本的に更新しない日なんですけれども、「選挙２」の感想と二本立てでアップしておきますね。いわゆる“泡沫候補”の方々を取り上げるという内容になんとなく興味を持ったので、ポレポレ東中野に行って来ました。「アタシ、“泡沫候補”の人の気持ち、全然分かってなかったんだ！ヽ(´Д｀;)ノ ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ」と反省しましたよ…（このブログで使いすぎなフレーズ）。
やってきました、ポレポレ東中野！
って、近づくと映画のポスターの上に張り紙が…？
どうやらマック赤坂さんが参院選に立候補したため、こういう措置を取った様子。
劇場に入ると、こんな感じでＴシャツが売られてまして。
裏側はこんな感じでしたよ。顔を見せちゃいけないのね。
顔出し撮影ができる看板や記事の切り抜きもあったんですが…。
その横には、space&cafeポレポレ坐でのスペシャルメニューだと!?
メニューの隅のこういう一文は好き。当然ながら食べたんですが、その話は後ほど (＾ε＾) ｳｯﾌﾝ
簡単に内容を書くと、2011年の大阪府知事選挙に出馬したマック赤坂さんを中心に、何のバックもなく無所属で出馬した方々＝いわゆる“泡沫候補”の方々を記録したドキュメンタリー（梅田章二さん以外）。彼らがどんな想いで出馬を決めて、どんな風に選挙を戦ったのかを映していきましてね。その中で、2007年の東京都知事選で話題となった外山恒一さんの政見放送やインタビュー、あの羽柴誠三秀吉さんのインタビューなども流れてました。
映画は外山恒一さんの政見放送でスタート。何度見てもスゴいよなぁ。
ちなみに2011年の大阪府知事選挙のマック赤坂さんの政見放送はこんな感じ↓
僕は“1993年に選挙権をゲットして以来、必ず投票してきた男”なんですが、今まで泡沫候補と呼ばれるような方を選んだことは一度もなくて。特に、普通の格好をした人ならともかく、マック赤坂さんとか、ハッキリ言って、「残念な人なんだろうな～ (´・ω・`)」と上から目線でスルーしてきたんですよ。
ところが！ この映画を観て、「選挙に出馬する人にはそれなりの想いや理由がある」という当たり前のことをやっと知ったというね…。マック赤坂さんだって、自分がおかしなことをやっているのは十分自覚していて。要は、大きな組織にバックアップされている他の候補者に対抗するための奇策なんですよね。まぁ、どう考えても奇策すぎな気はするんですが、「京大を出て、伊藤忠商事で働いて、レアメタルの貿易で億万長者」というプロフィールを考えれば、“ただの残念な人”なワケもなくて。
秘書の櫻井武さんや、息子の戸並健太郎さんは、「笑うしかない」とか「真面目にやれば良いのに」とか呆れつつも、そんなことはすでに通過済みであって。マック赤坂さん自身は真剣だからさ、いざという時はちゃんと前面に立って守ろうとするんです。この映画の白眉は「敵対する陣営の選挙演説に乗り込む」シーンであり、大阪府知事選での「vs 橋下徹」と、2012年の東京都知事選での「vs 安倍晋三」という２つの場面は超緊迫感に溢れているんですが…。２人ともマック赤坂さんのためにまったく引かなくて、その姿勢がスゲー胸を打つ。特に秋葉原での“醜悪すぎる「帰れ！」コールに抗う戸並さんの姿”には涙が止まりませんでしたよ…（とは言え、他の人たちの立場になって考えると、選挙演説に無理矢理乗り込んで来るマック赤坂さんは相当迷惑なんですがー）。
橋下徹さんの登場は“華”があって、ちくしょう、さすがだと思いましたが、SPのコワモテ感は異常。
ちなみに2012年の東京都知事選でのマック赤坂さんの政見放送はこんな感じ↓
マック赤坂さんだけじゃなく、その他の人たちもそんな感じでね。今まで“報道機関による有力候補との扱いの差別”とか考えたこともないくせに、「泡沫候補！(｀∀´)」なんて呼んでバカにしてた自分が恥ずかしくなったというか。「平成狸合戦ぽんぽこ」
のラストの説教っぽく、「あの～、テレビや何かで言うでしょう、“泡沫候補”って。あれ、やめてもらえません？ 人間が自分で泡になって姿を消せます？ (・ω・) ﾄﾞｳﾅﾉ?」なんて言われたような気分。今後はどんな候補でも、“その言い分”をチェックしようと思いましたね…。一応、最後の展開だけ書いておくと、松井一郎さんが府知事に当選。橋下徹さんと松井一郎さんがマック赤坂さんについての印象を語って（対照的なのが面白い）、映画は終わってました。「平成狸合戦ぽんぽこ」
のこの説教自体は大嫌いなんですがー。
ちなみに2013参院選のマック赤坂さんの政見放送はこんな感じ↓
僕の好みで言うと、テロップの“笑わせよう感”は好きじゃないし、情緒的に音楽を使うのも乗れなかったけど、それ以外は非常に素晴らしいドキュメンタリーでしたよ。正直、僕なりにも少しは主義や思想や好みがあるので、ごめんなさい、やっぱりマック赤坂さんに投票することはないんですが（さすがに奇策すぎ）、これからも元気に頑張ってほしいですな～。ということでね、凄まじく唐突ですが、みんな、選挙には行こうね！ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ ﾜｯｼｮｲ!
※そういえば、マック赤坂さんが選挙演説中に飲んでいたのが鬼ごろしだったことに親近感が湧いた…ってのを書き忘れてました (ノ∀｀) ﾃﾍ
マック赤坂さんの著作を貼っておきますね。ううむ、読んでみようかしら…。
何度踏みつけられても 「最後に笑う人」になる 88の絶対法則
なんとなく大川豊総裁の著作を貼っておきますね。
日本インディーズ候補列伝(DVD付)
※備考
ポレポレ東中野が入っているビルの１階にはspace&cafeポレポレ坐という「仮面ライダークウガ」を意識した店名のカフェがあるんですが（一部ウソ）、なんとそこで「立候補」のスペシャルメニューが展開されてまして。僕は本当にこの手の企画が大好きなのでね、早速、食べてみましたよ。※（）内のカロリーは、勝手に算出したものです。
店に行ってみたら、バーガーは売り切れ…。ダイエット中だから、ちょうど良かった！（強がり）
アイスティ（380円／0kcal）と「泣ける親子サラダ」（300円／150kcal）。大根とカイワレにピリ辛のゴマドレッシングがかけてあって、予想以上に美味でした。
少ししてから「ネバーギブアップカレー」（800円／750kcal）が到着！ タマネギをふんだんに使ったカレーに、トロロがトッピング。
カレーは普通に旨いんだけど…。率直に書くと、トロロは不要だったような。
何はともあれ、美味しかった！ ご馳走様でした～。
おしまい (´∀｀) ｳﾌﾌ