442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍(ネタバレ)

442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍

三角絞めでつかまえて-442

原題:442-LIVE WITH HONOR, DIE WITH DIGNITY-
2010/日本、アメリカ 上映時間97分
監督・脚本・企画:すずきじゅんいち
ナレーション:レーン・ニシカワ
出演:ダニエル・イノウエ、スティーブ・シミズ、ネルソン・アカギ、ジョージ・サカト、ジョージ・カナタニ、テッド・ツキヤマ、ローソン・サカイ、マツジ・サクモト、ヨシアキ・フジタニ、ススム・イトウ、アーサー・イワサキ、エドワード・ヤマサキ、バーニー・ハジロ
(あらすじ)
442連隊戦闘団の元兵士であり、現在はカリフォルニアで妻と静かに生活を送っている日系人男性スティーブ・シミズ。89歳の彼は、生涯で忘れ得ようもない時間を静かに回想する。それは、日本軍のハワイ真珠湾攻撃が始まって太平洋戦争が開戦したときのことだった。それは、アメリカに住む日系人にとって苦難の幕開けを意味した。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




60点


何かの映画を見た時に予告編を観て、興味が湧いたので、新宿のケイズシネマに行ってきました。この映画館では、昨年は「ポチの告白」とか「劇場版 虫皇帝」とか観たんですが、今年来るのは初めてのような。そういや「ドゥーニャとデイジー」って女の子2人が主役のオランダ映画が観たかったんだけど、いつ間にか終わってて…。って、どうでも良い話ですな。

で、感想なんですが、普通に良かったです。かなり勉強になりました。これは皮肉とかではなく、NHKとかでやっているドキュメンタリーっぽくて、実にタメになるというか。戦場での凄惨な写真や映像がバンバン出てきて、迫力もかなりありました。

そもそも、僕はこの話をボンヤリとしか知らなかったんですが、「敵国の人間め!」と罵られたり、強制収容所に入れられたりしながらも、日系アメリカ人として必死に頑張った442日系部隊のおかげで、日系人差別が和らいだってのは素直にスゴイなぁと思いましたよ。で、「それと同じことを911以降のアメリカはイスラム系の人にやってる!」的な話も「そうだよね~」って感じで。でも、そういう差別をなくすのって難しいですよね…。

面白かったのが、当時の東條英機総理大臣が日本語学校の生徒に当てた手紙に「君たちはアメリカ国民なのだからアメリカのために戦え」的なことが書いてあったというエピソード。僕は「旧日本軍は素晴らしい軍隊だった」みたいな話は基本的には信用してないんですけど、あの時代にこういうことを書くってのは…。いや、かなりビックリしましたね。

あと、軍人に授与される国家最高勲章・メダルオブオナー(名誉勲章)を受けたというジョージ・サカト氏の話もスゲー良かったですね。戦争体験を話すシーンでは「ピュッピュッて血が出るんだ」と不気味な感じで話してて、「変なオッサンだなぁ」と思ったりしたんですが、最後、「自分は英雄なんかじゃない。勲章を付けるのは死んだ戦友のためだ」と泣くシーンにはかなりグッときました。

ちなみにパンフレットも買ったんですが、文字がかなり大きめでして。ご年配の方に対してちゃんと配慮してるのが分かって(確かに僕が観た回はその年代の人ばかりでした)、好感が持てました。ナイスパンフレット! あと、今の日本映画界でポルノ映画出身なんて当たり前ですけど、そんなに触れないのが当たり前じゃないですか(別にこっちもそれをカッコ悪いなんて思わないし)。ただ、すずきじゅんいち監督は全然それを隠してない…というか、むしろ前面に出していたので、実に男らしいと思いましたね。


字がかなり大きめのパンフレット。
三角絞めでつかまえて-パンフレット見開き

そして、すずきじゅんいち監督のプロフィール欄ですが…。
三角絞めでつかまえて-パンフレット監督プロフ

ポルノ映画を全然隠してない! っていうか、半分占めてるよ! なにこの男らしさ。
三角絞めでつかまえて-プロフアップ


というワケで、「こういうことがあったんだなぁ」と普通にタメになりました。正直、途中、退屈なシーンもなくはないんですけど、たまにはこういう映画を観るのも悪くはないんじゃないですかね。




すずきじゅんいち監督作。「犬だワンダフルキャンペーン」って安直なネーミング、嫌いじゃないです。
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こちらもすずきじゅんいち監督作。主演は吉川ひなのさんです。
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