ソウ ザ・ファイナル 3D(ネタバレ)
ソウ ザ・ファイナル 3D

原題:SAW 3D
2010/アメリカ 上映時間109分
監督:ケヴィン・グルタート
製作:マーク・バーグ、グレッグ・ホフマン、オーレン・クールズ
編集・脚本:パトリック・メルトン、マーカス・ダンスタン
出演:トビン・ベル、ケイリー・エルウィズ、コスタス・マンディロア、ベッツィ・ラッセル、ショーン・パトリック・フラナリー、ジーナ・ホールデン、チャド・ドネラ、ローレンス・アンソニー、ディーン・アームストロング、タンデラ・ハワード
(あらすじ)
ジグソウ(トビン・ベル)の発案した殺人ゲームから奇跡的に生還した人々は心に深い傷を負い、救いを求めていた。彼らは自身もゲームの犠牲者であるとともに生存者でもある精神的指導者、ボビー(ショーン・パトリック・フラナリー)のもとに集まってくる。だが、次第にボビーの暗い過去が明らかになってくるにつれ、新たな恐怖が忍び寄る。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
50点
「一応、このシリーズは『4』
以外はすべて劇場で観ているんですよ~」なんてことを「ソウ6」の感想の時に書いたりしましてね。そうなるとシリーズ最終作となる今作も当然ながら見逃すワケにはいかないということで、公開初日に新宿ミラノに行ってきました。
「ソウ6」の時にも書いたんですけど、このシリーズの愉快なところって「『1』
からずっと同じ世界観の中で話が続いていること」だと思うんですよね。それは最初から予定されてたことじゃなくて。昔読んだ関係者のインタビューによると、とりあえず「1」
が大ヒットした後、たまたま良い感じの脚本が見つかったから「2」
を作ってみたら、また大ヒットしたと。で、そこから「じゃあ、もっとこのシリーズで儲けようぜ!」ということで作られていったのが「3」
以降なワケでして。
そこから毎回、「実は『1』
の裏側はこうだった!」という“後付伏線回収作業”がおこなわれるようになりまして。次のシリーズのためにあえて伏線を残すようにもなって、そうなるともう謎というよりも“製作者側の意味ありげな出し惜しみ”としか思えなかったりするので、観ているうちに「ジグソウの思惑」とか、そういうのが実にどうでも良くなってくるというか。
だから、僕にとってこのシリーズは「うわ~、痛そうなゲームだな~」「ああ、今年はこういう風につじつまを合わせるんだ」「おっ、また新要素を入れたけどどうするんだろ?」みたいな、秋の風物詩的に非常に軽い気分で楽しむ映画なワケです(というか、ほとんどの人がそういう感じで観てると思いますが)。で、前置きが長くなりましたが、今年の出来はどうだったかというと「まぁ、こんなモンかな…」といった感じでした。
一応、本編前に流れた「ソウ集編 ザ・ファイナル 2D」を貼っておきますね↓
パンフレットの解説などを読むと「なるほど~」と思ったんですが、なんか本当は「9」くらいまで作る予定だったっぽいんですよ。ところが、急遽シリーズが終わることになったので、それらの内容をすべて今作にまとめた結果、なんか微妙な収まり方になってしまったって感じなんですよね…。
一番のガッカリポイントは久しぶりに登場したゴードン医師(ケイリー・エルウィズ)でして。彼は、このシリーズを語る上で、「結局、アイツはどうなったんだ!?」と言われる人物の筆頭で。1作目
の後は全然登場せず、その安否も不明だったんですが、ジグソウが仕掛けるゲームに「外科手術や麻酔のスキルがないと無理じゃね?」的な要素があるので(まぁ、そんなことをツッコミ出したら、「あんな大がかりな装置自体、作るのは~」とか「あんなに人を簡単に拉致して~」的な話にもなっちゃいますが)、「実はゴードンが生きていて、真のジグソウの後継者なのでは…」みたいな予想があちこちでレスされたりしてたワケです。で、結局、「その通りでした」というオチでして…。
いや、確かに“その存在を匂わす伏線”を張っていたし(ジルが封筒を病院のオフィスに投函したりしてた)、僕だって別にそんなにレベルの高いどんでん返しとかを期待してたワケじゃないんですけど、今作でいきなり「生きてます」って出てきて、それがそのまま「実は彼がジグソウの後継者でした」って、さすがに何のヒネリもないような…。
最後はホフマン(コスタス・マンディロア)を「1」
でゴードンがゲームをした場所に繋いで、ゴードンが「ゲームオーバー」とか言って扉を閉めて終わってましたけど、「ホフマンにジル(ベッツィ・ラッセル)は簡単に殺されちゃったけど、結局、彼女は何がしたかったのか?」とか「ゴードンの存在をホフマンが知らないのはどう考えても変」とか「ゴードンはなぜジルをちゃんと守れなかったのか?」とか「ゴードンがホフマンを拉致する時に一緒にいた2人は何者なのか?」とか疑問が残りまくりなんですよね…。まぁ、どうでも良いといえば、どうでも良いんですが。
このシリーズの最大のウリである残虐なゲームに関しては、今作はさらに無茶な感じがエスカレートして、なかなか面白かったです。人種差別主義者が「ピタゴラスイッチ」的に死んでいくのは爆笑しました。ボビーがやらされるゲームに関しては…まぁ、いつも通りのダンジョン探索型で、見慣れた感じのゲームが多かったですな。最後、奥さんが豚の形の窯で焼かれちゃうのは、その大がかりな感じは面白かったけど、「奥さん、何も悪いことしてないのに… (´・ω・`)」と普通に可哀想でしたね(冒頭の電ノコで殺し合いさせられる三角関係の人たちもさすがに殺されるようなことはしてないと思うんですが、奥さんに関してはあまりにも非がなさすぎるというか)。刑事たちを機関銃で皆殺しにしたトラップに関しては「最後だからってやりすぎだろw」と思ったり。
ちなみに今作は3Dなのもウリの1つになってますが、肉片とか飛んでくるのは嫌いじゃないけど、別にわざわざ3Dにしなくても良かった気がしました…。って、なんか文句が多い感じですが、それなりに楽しませてくれたので、このシリーズには感謝してるし、このまま終わっちゃうのはちょっと寂しかったりして。まぁ、シリーズをずっと観てきた人は、ご祝儀だと思って、劇場に足を運んでも良いんじゃないですかね。
記念すべき1作目。真ん中の人が死体じゃなかったワケですけど、絶対バレると思うんだよなぁ。


2作目。「そのまま待ってれば助かった」みたいなオチでしたよね。


3作目。あんな目に遭わせておいて「自分を赦せ」とか、何言ってんだと。


4作目。あの状況で「扉を開けるな!」って言われてもなぁ…。


5作目。壁に押しつぶされて死ぬ人がかなり可哀想でした。


6作目。ジルがホフマンの殺害を失敗して終わりますが…。彼女は何がしたかったんですかね?



原題:SAW 3D
2010/アメリカ 上映時間109分
監督:ケヴィン・グルタート
製作:マーク・バーグ、グレッグ・ホフマン、オーレン・クールズ
編集・脚本:パトリック・メルトン、マーカス・ダンスタン
出演:トビン・ベル、ケイリー・エルウィズ、コスタス・マンディロア、ベッツィ・ラッセル、ショーン・パトリック・フラナリー、ジーナ・ホールデン、チャド・ドネラ、ローレンス・アンソニー、ディーン・アームストロング、タンデラ・ハワード
(あらすじ)
ジグソウ(トビン・ベル)の発案した殺人ゲームから奇跡的に生還した人々は心に深い傷を負い、救いを求めていた。彼らは自身もゲームの犠牲者であるとともに生存者でもある精神的指導者、ボビー(ショーン・パトリック・フラナリー)のもとに集まってくる。だが、次第にボビーの暗い過去が明らかになってくるにつれ、新たな恐怖が忍び寄る。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
50点
「一応、このシリーズは『4』
「ソウ6」の時にも書いたんですけど、このシリーズの愉快なところって「『1』
そこから毎回、「実は『1』
だから、僕にとってこのシリーズは「うわ~、痛そうなゲームだな~」「ああ、今年はこういう風につじつまを合わせるんだ」「おっ、また新要素を入れたけどどうするんだろ?」みたいな、秋の風物詩的に非常に軽い気分で楽しむ映画なワケです(というか、ほとんどの人がそういう感じで観てると思いますが)。で、前置きが長くなりましたが、今年の出来はどうだったかというと「まぁ、こんなモンかな…」といった感じでした。
一応、本編前に流れた「ソウ集編 ザ・ファイナル 2D」を貼っておきますね↓
パンフレットの解説などを読むと「なるほど~」と思ったんですが、なんか本当は「9」くらいまで作る予定だったっぽいんですよ。ところが、急遽シリーズが終わることになったので、それらの内容をすべて今作にまとめた結果、なんか微妙な収まり方になってしまったって感じなんですよね…。
一番のガッカリポイントは久しぶりに登場したゴードン医師(ケイリー・エルウィズ)でして。彼は、このシリーズを語る上で、「結局、アイツはどうなったんだ!?」と言われる人物の筆頭で。1作目
いや、確かに“その存在を匂わす伏線”を張っていたし(ジルが封筒を病院のオフィスに投函したりしてた)、僕だって別にそんなにレベルの高いどんでん返しとかを期待してたワケじゃないんですけど、今作でいきなり「生きてます」って出てきて、それがそのまま「実は彼がジグソウの後継者でした」って、さすがに何のヒネリもないような…。
最後はホフマン(コスタス・マンディロア)を「1」
このシリーズの最大のウリである残虐なゲームに関しては、今作はさらに無茶な感じがエスカレートして、なかなか面白かったです。人種差別主義者が「ピタゴラスイッチ」的に死んでいくのは爆笑しました。ボビーがやらされるゲームに関しては…まぁ、いつも通りのダンジョン探索型で、見慣れた感じのゲームが多かったですな。最後、奥さんが豚の形の窯で焼かれちゃうのは、その大がかりな感じは面白かったけど、「奥さん、何も悪いことしてないのに… (´・ω・`)」と普通に可哀想でしたね(冒頭の電ノコで殺し合いさせられる三角関係の人たちもさすがに殺されるようなことはしてないと思うんですが、奥さんに関してはあまりにも非がなさすぎるというか)。刑事たちを機関銃で皆殺しにしたトラップに関しては「最後だからってやりすぎだろw」と思ったり。
ちなみに今作は3Dなのもウリの1つになってますが、肉片とか飛んでくるのは嫌いじゃないけど、別にわざわざ3Dにしなくても良かった気がしました…。って、なんか文句が多い感じですが、それなりに楽しませてくれたので、このシリーズには感謝してるし、このまま終わっちゃうのはちょっと寂しかったりして。まぁ、シリーズをずっと観てきた人は、ご祝儀だと思って、劇場に足を運んでも良いんじゃないですかね。
記念すべき1作目。真ん中の人が死体じゃなかったワケですけど、絶対バレると思うんだよなぁ。
2作目。「そのまま待ってれば助かった」みたいなオチでしたよね。
3作目。あんな目に遭わせておいて「自分を赦せ」とか、何言ってんだと。
4作目。あの状況で「扉を開けるな!」って言われてもなぁ…。
5作目。壁に押しつぶされて死ぬ人がかなり可哀想でした。
6作目。ジルがホフマンの殺害を失敗して終わりますが…。彼女は何がしたかったんですかね?