《エシカル革命》を読んで。 | みかあさんのサスティナブル&エシカルな暮らし

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アラフォー主婦のブログ。サステナブルでエシカルな、環境・カラダにやさしい暮らしを模索しています。趣味はいけばな&お裁縫&古代史♪

GWはよいお天気が続きましたにっこり



帰省はしなかったけど、京都から友だち夫婦が遊びに来てくれたり、近場であちこちお出かけしたり、 充実したGWを過ごせました飛び出すハート




雨の日の一人の朝は、残りものサラダと、お気に入りのパン屋さんのレーズンパン。

紅茶は地元の無農薬和紅茶で、大好きな「エジプト塩」は、ずうずうしくもリクエストしたら京都の友だちが買ってきてくれましたニコニコ

この辺りでは売ってなくて、ネットでも売り切れ💦これとオリーブオイルで無限にサラダが食べられます!




しとしと雨音を聞きながら、お気に入りだらけの朝ごはんが至福です飛び出すハート





   




前回に引き続き、本の感想ですにっこり






エシカル革命

新しい幸せのものさしをたずさえて


著 末吉 里花

一般社団法人エシカル協会代表理事






末吉さんは、元々フリーアナウンサーの方で、約10年間、テレビ番組「世界ふしぎ発見!」でミステリーハンターをされていた方です。




世界各国を旅される中、キリマンジャロの氷河が消失しつつある現状にショックを受けられたことがきっかけで、現在はエシカルをライフワークとされています。




「はじめてのエシカル」でも有名な末吉さんの新しい著書です。




「はじめてのエシカル」が導入編だとすれば、「エシカル革命」は、より今の時代に即した、具体的な社会事情、個人でできるアクション、エシカルに生活していく上での心の保ち方などについて書かれています。



その他にも、多くの著名な方々と対談されてきた中で、末吉さん自身の気づきとなられた言葉がたくさん散りばめられていて、わたしの心にも響いた言葉がたくさんありましたキラキラ



エシカルな暮らし、サスティナブルな暮らし、エコな暮らしを積み重ねる中で、多くの人がぶつかるであろう葛藤に、優しく寄り添ってくれる内容でした飛び出すハート




そして、この本の中で新しく大きく取り上げられていると感じたのが、社会に声を届けていくことの重要性です。


一部抜粋します。
~:省略箇所

たとえばあなたが地球のために何ができるのかを考えて、少しずつ実践していったとします。
すると、社会や暮らしの周りには、その「妨げ」になるしくみが存在していると感じ始めるはずです。
~だからこそ、理想の世界や社会の実現を求めて声をあげる必要があるのです。




まずは自分自身の生活を整えることが第一ではあるけどれど、社会のしくみに大きな問題があるので、それを貫くにはどうしても個人の努力が必要になってくるし、限界もあります。


わたしは地球環境へ負担をかけないよう生活することが歓びなので、苦痛や我慢を感じることはあまりありません。でも、関心のない人からすれば、環境問題は説教臭い印象を与えがちで、それは、個人の努力に解決を求める風潮が、ある意味自己犠牲を強いているかのように受け取られるからだと思っています。


もちろん個人の努力は必要だし、素晴らしいことです。
でも、本当は個人が特別な努力をしなくても、社会全体がエシカルな構造となって、たとえば誰がどこのお店でどんな商品を買ったとしても、ものを捨てたくなったとしても、簡単にエシカルな選択にアクセスできる社会になることが理想です。

エシカル商品だからと言って不必要に浪費するのはもちろんエシカルではありませんが…



そんな理想の世界や社会を作っていくには、個人の生活を変えていくだけではなく、社会や企業も変わっていく必要があります。



その意味で、社会や企業に要望を伝えていくことはとても大切だとわたしも思います飛び出すハート



この本は、個人だけでなく、社会や企業が変容していくことも重要だと伝えているので、ぜひとも一般企業で働く方々にも手に取ってもらえたら、企業活動でSDGsに取り組む際のヒントにもなるのではないかと思いました昇天




わたしは妊娠中に退職し、今は仕事はしていません。
当時は総務部経理課員でありながらも、総務部管轄の社内教育の企画と運営にも携わらせてもらっていました。



もし今のわたしが当時のポジションだったら、社内教育として、地球環境に配慮しつつ企業活動を続けていくために色々な企画ができただろうなぁ…と、退職後初めて退職したことを悔やむ気持ちが湧きました爆笑



わたしは今、企業には属していないから、直接どこかの企業を変えていくことはできないけど、その代わり生活者の目線で企業に声を届けることで、社会を変革していく一員になれたらなと思いましたにっこり



transforming our world
我々の世界を変革する。



これはSDGsを核とする国連決議文書のタイトルにある言葉です。


誰かが変革してくれるのではない。
わたしたち一人一人が変革者である、という意味が込められているのではないかとわたしは思います飛び出すハート




図書館でリクエストして読んだあと、手元に置いておきたくなって、本屋さんで買い求めましたニコニコ


アボカド問題関連の章で、国産アボカドの選択肢の一節があるのですが、それを提案させてもらったのは実はわたしです。
お役に立てたことがとても嬉しくて、びっくりして、記念に買おうと思ったのです♡
ちなみにわたしは、エシカル協会やエシカルコンシェルジュの関係者ではありません。
末吉さんの活動を応援しているただの主婦です!



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