もっと早く記事にすればよかった…と、ちょっと悔やんでいます
洗濯に関するエコな工夫って、けっこう色々あります
たとえば…
①「洗濯マグちゃん」など、マグネシウムを使って洗濯する。
→洗剤を使わない、また洗剤の使用量を減らすことができます。排水の汚染を防ぎます。
②環境に優しい洗剤を使う。
→これも、排水の汚染を防ぎます。
③なるべく天然素材の衣類を着る。
→フリースなど石油由来の化学繊維から、洗濯する度に流出するマイクロプラスチックの量を減らします。
④天然素材の洗濯ネットや、マイクロプラスチックの流出を抑えることができる洗濯ネットを使う。
→これも同じく、フリースなど石油由来の化学繊維から、洗濯する度に流出するマイクロプラスチックの量を減らします。
(わたしはまだできていません…)
そして、特に冬にオススメしたいのはコレです↓
⑤お風呂の残り湯を利用する。
→水資源の節約になる。
送水にかかるエネルギーの節約になる。
日本はたまたま水資源に恵まれていますが、海外では水が貴重な場所も多いです。
幼い子どもが、水を汲むために毎日何時間も歩いている映像を見たことがあります。しかもやっと汲める水は茶色…。そんな厳しい環境で生活する人々もいる中、毎日お風呂に入って、毎日洗濯できることは、とても贅沢なことだと思います。
また、あんなに重い水を蛇口をひねるだけで利用できるということは、かなりの電気エネルギーを使って、送水しているということです。
節水することは、水資源そのものの節約だけではなく、火力発電などのエネルギーの節約にも繋がっています。
気候変動対策に繋がります。
しかし、残り湯で洗濯する…
これ、抵抗ある方も多いのではないか…と思います。
事実、わたしはわかっていながらもすぐには実行できませんでした。
「残り湯の雑菌で、余計に洗濯物が汚れるのではないか…」という懸念があったからです。
でもでも!!
今では残り湯で洗濯するようになって2年ほど経ちますが、そんなことないよ!とお伝えしたいポイントが2点と、残り湯ならではのメリットが2点あるので、読んでいただけたら嬉しいです
残り湯で洗濯するときのポイントその1
→お風呂にマグネシウムを入れることによって、残り湯の雑菌の繁殖を抑えることができます。
ミニマリストさんや、エコロジストさんの中では、かなり浸透しているマグネシウムを使った洗濯。
洗濯機だけでなく、お風呂に入れれば、弱アルカリ性の水素風呂になります。
弱アルカリ性ということは、温泉のような湯質になるということですお湯がトロンと柔らかくなって、お風呂上がりも汗ばむくらいポカポカになります。
(皮膚疾患のある方は慎重にされた方がよいと思います…)
さらに、弱アルカリ性のお風呂に浸かることで、皮脂汚れが落ちるので、お肌もツルツル。
そして、お風呂を楽しんだあとの弱アルカリ性の残り湯には、雑菌の繁殖を抑える効果があるので、翌日洗濯に使うまで、雑菌の繁殖とそれによるニオイを抑えることができます。
残り湯で洗濯するときのポイントその2
→洗濯機は、すべての行程を残り湯で洗っているわけではない、と知ること。
実際にやってみるまでは、すべての行程を残り湯で洗うと思い込んでいて、「それはちょっと…」と敬遠していたのですが、きちんと洗濯機の説明書を読んでみると…!!
大きな勘違いをしていました!
わが家の洗濯機はシャープの縦型ですが、最後の「すすぎ」は必ず新しい水道水でする設計になっていました
他の洗濯機の仕様はわからないのですが…
残り湯を使えるのは「洗い」の時と、「すすぎ」を2回行う場合は1回目のみで、どこに残り湯を使うのかその都度ボタンで簡単に設定ができます。
わたしは普段、時短コースで洗っていて、時短コースはすすぎが1回なので、残り湯を使っているのは「洗い」の時のみです。
最後の「すすぎ」は、必ず新しい水道水を使っているとわかり、残り湯洗濯への抵抗感は更になくなりました。
あと実は初期の頃はバケツでお風呂のお湯を汲んで洗濯機に入れていたのですが、ある日、洗濯機の付属品にホースが付いていたことを思い出しました。
「説明書を読む」ことが面倒に感じるタイプですが、重い腰を上げて読んでみると、なんなくホース取り付け完了
なんでそれまでわざわざバケツで汲んでいたのか、自分の手間暇が今となっては謎です…
わたしは機械があまり得意じゃないのですが、やらず嫌いせず、正しく知って使いこなさないと、せっかくの機械がもったいないなぁと反省しました。
家にすでにあるものをしっかり使い果たしていくことがエコに繋がるので、他の家電でもがんばります
残り湯洗濯のメリットその1
→ぬるま湯なので、汚れがよく落ちる。
残り湯は、冬の翌朝でもほんのりぬるま湯です。
ぬるま湯で洗うので、少量の洗剤でも驚くほど汚れがよく落ちるんです
冬こそオススメしたい理由はこれです!
上記のポイントに加えて、このメリットによって、残り湯洗濯に対する躊躇が完全になくなりました。
むしろ、残り湯洗濯、最高です
残り湯洗濯のメリットその2
→ぬるま湯なので、粉タイプの洗剤も溶けやすい。
環境に優しい洗剤を色々試していく中で、粉タイプのものにも出会いました。
今使っている洗濯洗剤は粉タイプなのですが、冬でもちゃんと溶けるかな~という心配は無用です!
以上、残り湯で洗濯する際のポイント2点とメリット2点でした
残り湯洗濯を躊躇している方の後押しになれば嬉しいです
余談ですが、最近、とても良さそうなエコな洗濯洗剤を見つけました
次回はそれを試してみようと思っているのですが、参考のために紹介しておきますね。↓
↑産業廃棄物として廃棄されるホタテの貝殻を利用した洗濯洗剤です。柔軟剤なしで使えるそうです。
ホタテの養殖が盛んな北海道八雲町で開発されたもので、ふるさと納税の返礼品対象にもなっています。
洗濯洗剤と書かれてはいるけど、その他にも様々なお掃除に使えるようです粉タイプです。
商品名は、「クリーニング」「ホタテ」「グッド」からネーミングされたそう 笑
今使っているエコな洗濯洗剤はコチラ↓
これも柔軟剤なしで使えるし、もちろん詰め替え用もあるし、とても良いです
こちらも北海道のクリーニング屋さんが開発されたもので、洗濯洗剤、北海道がアツイですね
この記事に関連するSDGs(わたしの主観です)
12 つくる責任 つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
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