美と健康と癒しのための飲みやすい
ハーブティースペシャリスト
鐘尾淳子(かなおじゅんこ)です。
コロナウイルスの影響で
老人ホームやデイサービスでのアロマのお仕事がキャンセルになり、外出せずに自宅にこもっています。
家の中ばかりにいてもダラダラしてしまうので
今日は、お庭に出て
草取りをしました。
去年ハチに刺されて以来あまりお庭に出なくなったので
かなり放置していてかわいそうなお庭。。。
去年末にハーブサークルのOさんからもらったボリジ。
お庭に植えなきゃな・・・なんて思いつつ
ずっとポットに入れた状態だったのに
とても元気に育って、蕾までつけてる!
お庭の片隅にも、こぼれ種から発芽したボリジ発見。
ボリジって、生命力がありますね。
朝からお昼過ぎまで黙々と雑草取りをして整えた場所に移し替えました。
ボリジは、古代ギリシャ時代から
”勇気をもたらし憂鬱をぬぐいさる薬草”として
大切にされてきたそうです。
16世紀のイギリスのハーバリストのジェラートは
ボリジの花蜜は
『心を鎮め、憂鬱を追い払い、逆上した人や狂った人を鎮める』と自身が著した植物誌に書いていました。
この本によると
ボリジにはリラックス効果があり、
悲しみを拭い去る働きがある
のだそうです。
最近の研究では
ボリジの花は勇気をもたらす臓器である副腎を刺激し
アドレナリンの分泌を増加させることがわかったそうです。
ボリジは
冷却作用
浄化作用
を持つハーブとして知られていて
全身の解毒
熱や充血を伴う症状に
用いることが出来るそうです。
また
ボリジの粘液には
喉や胸の痛みや炎症を癒す働きや
痰のからんだ咳などを鎮めてくれる働きがあります。
ボリジに含まれるアスパラギンは、
利尿作用
殺菌作用
などがあり
体液のうっ滞
泌尿器の感染症などの腎臓や膀胱の炎症
に効果があるそうです。
身体に溜まったものを流してくれる働きがあるのですね。
お花が星形で水色をしていて可愛いので
サラダの飾りにしか使ったことがありませんでしたが
もっと生活に取り入れてみようと思いました。
大きくなった葉っぱは毛がチクチクするのですが
小さい葉っぱはチクチクが気にならないので
サラダに入れて食べることもできますよ。
でも・・・
きゅうりのような風味がします。
私的には生臭いきゅうり・・・のように感じました。
一度食べてみてください(^^)
4月のハーブサークルは
『ハーブを育てよう!』を予定しています。