美と健康と癒しのための飲みやすい
ハーブティースペシャリスト
鐘尾淳子（かなおじゅんこ）です。
今日は、茶旅人 須賀 努さんに会いに
佐賀県佐賀市にある和紅茶のお店『紅葉』さんに行ってきました。
ここ数年和紅茶にハマっています。
きっかけはこちら▶和紅茶
茶旅人 須賀 努さんとは、
タイで１度お会いしたことがありました。
まさか、九州で再びお会いできるとは！
須賀さんが紅葉の店長さんとお知り合いなんて
世間って狭いな～なんて思いました。
須賀 努さんは、茶の歴史について独自に資料を集め
歴史を紐解いていく。
そんな旅人です。
歴史上有名な人ばかりではないので
資料などがすぐに手に入ることは稀で
自分の足で現地へ出向き
その末裔の方に会って資料を集め、
関わった人に会い情報を集め・・・お茶の歴史や人物について研究されています。
『私の活動は、たくさんの方から支えられて成り立っています。』とおっしゃっていました。
今回のお話のテーマは
『台湾茶と日本～その知られざる繋がりを考える』です。
『台湾茶』について知っていますか？
私は、今日のこの講演を聞きに行くまで知りませんでした。
🌸文山包種茶・・・爽やかな甘い香りが特徴で、玉露のような味わいで苦みがほとんどないので飲みやすさが特徴。
🌸東方美人茶・・・蜜香と呼ばれるマスカットのような香りと蜜のような甘い後味が特徴。
🌸蜜香紅茶・・・独特の蜜のような甘い香りと甘みが特徴で、上品で芳醇な蜜香を醸し出していて、渋みがほとんどなくほんのりとした甘みとマスカットのような爽やかな香りが広がるのが特徴。
🌸ジャスミン茶・・・発酵茶にジャスミンで香り付けした澄んだ味わいが特徴。
などが代表的なお茶です。
繊細な味や香りを楽しむという点は
和紅茶に似ているんですね。
ジャスミン茶は、茶葉の輸送過程で味や品質が低下してしまうことを補うためにジャスミンの花の香りを加えたのが始まりだそうです。
東方美人茶や蜜香紅茶の香りは、虫にかまれた茶葉が自らの傷を治そうとする働きによって、甘みや香りが生み出されるのだそうです。
植物の持つフィトケミカル成分が
旨味や風味に変わるのですね。
植物の力って素晴らしいなって思います。
今回はお話とともに台湾茶も飲ませていただきました。
・台湾包種茶
・シャン種という紅茶
・硬枝紅心という紅茶
・台湾茶18号
台湾茶と日本の知られざる繋がり・・・とは
清王朝時代には、発酵茶を作っていたようなのですが
日本が台湾を統治していたころには緑茶を作ったり
1970年ころには、日本へも輸出されていたそうです。
台湾でのお茶の生産には
たくさんの日本人が関わっていました。
何でも奥が深いですね。
時々、こんな風に知識の深い方に会ってお話を聞くのは
とても刺激になります。
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