GWいかがお過ごしでしょうか?!私は仕事と板画制作の毎日で、すっかりオタク状態です
再アップシリーズも最終回。この日行った北岡神社でお願いした個人的な願いは、見事に叶っております!
そして、最終日はちょっぴり「乗り鉄」も。路線バスの中では面白いことがあったようですが、内容は10年も経っているとさすがに忘れましたあぁ、書いておけばよかったですね~。
遠出の神社旅は、今ではさすがに1,2か月前くらいにチケットや宿を手配する程度になったとはいえ、次なる参拝旅の地域は、やはり半年前くらいまでにスピリットの世界から降りてくる感覚をいただいています…
10年ぶりに再び九州に行く予定なので、こうしてあらためてブログを読み返していたわけですが、驚いたのは10年前に初め予定していた大分方面に今回は行くことになったこと。旅も生きていて、こうして繋がり続いているのが感じられるから、とても楽しみです。
ところで、昔は古事記ガールとか言っちゃってました(だいぶ寒い)が、今ではすっかり竹内ガール。
髪形も昔は四郎君だったのが、今ではむっちゃん先生のよう…(正統竹内文書で知られる竹内睦泰(むっちゃん)先生のおかげで、記紀や歴史の解釈もだいぶ変わりました!時代の後押しもあるでしょうね...)
ではでは、過去記事をどうぞ~
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Posted on November 22, 2013 /FC2ブログ
いよいよ旅最終日 4日目 です。
朝早めの時間に出発。熊本市内の中心部 交通センターから産交バスに乗って1時間半ほど。
上天草の「さんぱーる」というところまで行きました。ドライブ中、海の向こうに普賢岳が見えたのは
なんだか感動でした。帰りの飛行機時間等を考えると、この日足をのばせるのはここまでが精一杯。
本渡までは熊本市内からはやはりけっこう遠いです。
バスと電車を使って海や島々の眺めを楽しむ今回の最終旅。
この日はお天気もよく、前日までの冷え込みもさほど感じられず、海もとても穏やかで静かで
のんびりした空気が漂っていました。
神々しい古き神話の地とはまた違った空気感が感じられる「信仰と戦いの地」。
なんとなく漂ってくる町や人々の空気感は 控えめさ でした。
上天草市の「さんぱーる」という物産館前でバスを降りて、
通りの反対側すぐにある天草四郎メモリアルホールへ。この地域の歴史をあらためて振り返らせていただきました。キリシタン大名という言葉も久々に耳にしたなぁ~。
天草は「昼と夜の顔がある」というようなことを聞いてきたのですが、
この日の昼の表情は穏やかさそのものでした。
ゆっくりと海岸に腰を下ろして、歴史を考えながらしばらく島原湾を眺めてみました。
感じたのはやはり「信仰」の強さとそれがもたらしたエネルギーのすごさです。
不満、恐れや苦しみ、悲しみよりも後悔すら感じさせない強いエナジー。
それにしても・・・すごいことがあったものだという印象をあらためて感じさせられました。おそらく島原のほうに渡ってみるとさらにいろいろ感じられるかもしれませんね。世界中では今も内戦で傷ついている場所はあるわけで・・・複雑な気持ちになります。
いつかは長崎をふくめこのあたりの九州の島々を周ってみたいと思いました。
その時は昼と夜の顔を知ることができるのかもしれません・・・。
そんなこんなですこしばかりの時間ですが、自分なりに歴史を感じてみたつもりでしたが・・・
四郎を見ながら、ふと思ったのは!
「あれ?今日の私の髪形が似ている・・・」でした。
この日私は前髪を下ろして長い髪を後ろで一つに結っていたのです。
真面目に旅しているのに時々笑いの神様が降りてきます(笑)
これじゃ~まるで四郎君オタクみたい・・・なんだか可笑しくなってしまいました。
のんびり有明海を眺めていると・・・携帯が鳴り、
「今、栃木テレビでぺリーヌ物語やってるよ~~早く帰ってきて~」と地元から連絡が(笑)
そんなこんなで、あっという間に帰りのバスの時間になっていました。
ちなみに、さんぱーるの物産館はよかったです!海藻類もお安いしとってもオイシイデス!!
この後はここから路線バスで宇城市の三角駅まで戻りました。
路線バスの中でもとても面白いことが起ったのですが、文字だけで表現すると誤解を招くかもしれないので内容は書きませんが、今も思い出し笑いしちゃうほどです。
さて、三角駅に行ったのは、三角線の『電車』に乗りたかったから。
「A列車」に乗りたかったのですが、残念ながらこの日は平日で運行がありませんでしたので普通列車に。
待ち時間があったので三角駅や港周辺を1時間ほどふらついてみました。駅舎もリニューアルされたばかりで、素敵でした。
三角(みすみ)駅の由来は↓こちら。
そして、再び熊本市内へ。
太平燕(たいぴーえん)でも食べに行こうかと歩いている途中で、
まったく予定はしてなかったものの、気になって神社に立ち寄ることに。JR熊本駅から数分のところにあります。
「北岡神社」です。創建も承平四年(平安時代中期)ということですから、古いです。
ご祭神を見れば、またそれがわかります。そしてちょっと気持ちがホッとしました。
このブログを書くために、あらためて神社の歴史を見てみると・・・
「島原出陣」の際には戦勝祈願を行ったところだったとは・・・。
天草から帰ってきてここに来るとはねぇ。だからといって、どちらかということではなく、
どちらの側からも歴史を眺められること、そのバランスなんですよね~。
神紀行から今回もさまざまな気付きをいただきました。名勝やパワースポットを私も見てみた~い、感じてみた~いという
興味本位もあるわけですが、最終的に感じさせられることは、とても身近なことへの考え方、見方、ついつい忘れてしまっていることなどなど。
北岡神社には大変素晴らしいご神木があります。
熱心にこの木の周りをまわっている男性がいらしたり、拝殿では安産祈願ご祈祷中の若いご夫婦の姿がありました。
なんか、とてもいい光景に思えました。
ここまでの旅では、個人的なお願いをすることがあまりありませんでしたので、
少しは私のお願いもっ・・・と、北岡神社さんで思いました。
というわけで、ご神木 `` 楠の間くぐり* `` をして今回の旅を終えることにしました
*気になる方は北岡神社のHPで。写真は雌楠ですが、雄楠が右側にあり、2つの大木はしめ縄で結ばれていて大変見事です。
(おしまいに)
私の場合、旅の計画は半年ほどをかけゆっくりと詰めてゆきます。
はじめは熊本から宮崎そして大分へと考えていましたが、きっとなにかご縁もあってのことでしょう。
今回はこのようなコースをたどりました。しっかり計画は立てますが、やはり実際は予定通りとはいかず、順番を変更したり、予定していなかったところに行くことになったり・・・と、旅も生きています。
そして、古事記ガ~ル、すでに次なる旅にむかって歩み始めてます・・・
どうぞ、皆様もよい旅を!記事の内容がこれから阿蘇や高千穂を訪れてみたい方のご参考に少しでもなれたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
また2024年の神社旅に つ づ く