うぶすな しん(かみ) と 読みます。
産土神とは・・・(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)
神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。
私の現 住まい は、私が幼稚園にあがる前ごろから住んでいる場所で、いわゆる「ふるさと」と言える場所ではありますが、私はこの街では生まれておりません。母は、里帰り出産をしたので、私の「出生地」というと・・・青森県です。しかも、私が母のお腹に宿ったころ(つまり出産前後)の家族の住まいは、当時の埼玉県入間郡大井町(現 ふじみ野市)となります。
生まれた頃の住所と、出生地と、現住所が同一であれば、迷うことなく地元の氏神様がわたしの産土神でもあるということになりますが、私の場合はそうではないので・・・ずっと自分の産土神がわからずにいました。
2004年に母が他界したのですが、それから少したったころ・・・忘れられないとても衝撃的で、不思議で、実に爽快(快感)な夢を見たことがありました。今もその光景をはっきりと憶えています。
その夢とは・・・
どこかの住宅街の一角にある見知らぬ神社の夢でした。
場所がよくわからないのでそこを出ようとしますが、何度道に出て帰ろうとしても、
その神社の前にたどり着いてしまうのです。
どうしようか・・と、困り果ててその神社の鳥居の前にたたずんでいたところ、
急にお社の扉がパカッ!と開き、何もみえないその扉の奥から自分めがけて強風が吹いてきたのでした。驚いているすきに、その風は私の体の中に入り、その勢いで私は螺旋を描くように宙にどんどん浮かびあがっていったのです。その時、言葉では言い表すことができないような爽快でとてもとても気持ちがよい感覚がありました。
まるで自分の身がシュワ~~~~~~っと発泡して光になるような感覚。
私はそのあまりの気持ちよさで夢から覚めたのでした。
あの夢から7~8年後、
霊的知識をあらためて身に着けてゆく中で「産土神」という存在を知りました。
その時からです・・・もしかしてあの夢は私の産土神では?!と思うようになったのは。
今から10年ほど前のこと。
産土神は、生まれる頃に両親が住んでいた場所か、出生地近くにあるお宮さんのいずれかである可能性が高いといわれています。ちなみに、出生地近くにも有名なお稲荷さんがあります。たまたま数年前に青森まで足を運ぶ機会があったので参拝してきましたが、わたしの産土神として腑に落ちることはありませんでした。出生地の稲荷神は、亡き母の産土様だったのです。
私は母が息を引き取るときに、立ち会えた唯一の家族です。自分は生まれる前からちゃんと見送り役を引き受けていたのだと思っています。だから私の時だけ母もわざわざ里帰り出産をしたのでしょう。
となると・・・わたしの産土様は、母が私をお腹に宿したころに住んでいた場所のはずということになります。ところが、残っていた母子手帳でだいたいの住所がわかっても、このあたりはあちこち神社が点在していて確定できないままでした。
いつか夢で見た「あの神社」の風景と一致するところをインターネットでも探してみましたが・・・2~3つには絞れてきても、やはり最後は実際に足を運んでみないとわからない・・・。つまり、必ず、また会いにゆくようになっているのだと思いました。
足を運んで、産土様探しをしよう!と思っていた矢先のこのコロナ・・・。
でも、まさか!このコロナ期間中に、瞑想でより明確な情報が入ってくるとはです。
先日、私の開催している講座の退行瞑想中に、神社名と現在の神社の風景がみえてきたのでした。
最近はすっかり産土様探しを忘れていたので、突然出て来た情報にはびっくりでしたが、ようやく会いに行ける日が、ようやく判明する日が、どうやら・・・近づいてきたようなのです。
というわけで、コロナが落ち着いたら真っ先に行ってみたい神社となっています。
この地図で言うと、上福岡駅西側になります。
産土神と繋がるということは、魂の自分に、本来の自分自身に戻れるような気がしてなりません。どんなお話ができるでしょうね。たどり着くまでに50年かかりました。
そういえば、母が亡くなる少し前にも、私はたまたまある写真を撮るために ふじみ野市を訪れたことがありました。不思議なようですが、あれもやはり偶然ではなかったように思います。
まだいつになるかわかりませんが、My産土様探しの神社旅にかなりワクワクです。
お楽しみに(つづく)