***
 
 
 

 

 
 
 
植物愛のかたちは多種多様!
 
 
 
先日大牟田に行ったときに
taramu books&cafeにて
購入した中古の本。
 
 
 
『たのしい路上園芸観察』だなんて
なんとも庶民的な切り口で
オシャレな感じじゃないのが
あえていい。笑
 
 
 
路上園芸観察とは
果たしてなにか?
その名の通り、
路上の園芸を観察すること。
 
 
この本の著者である
村田あやこさんによると
ざっくりと大きくわけて
次のカテゴリに分類されるらしい。
 

 

 

 
 
 
1つは住民が路上で営む園芸

もう一つは自生する植物、

そして計画的な植栽。

この本ではおもに先の2つを取り扱う。

 

 

 

作者の村田あやこさんは
路上園芸を始めてから
10年ほど観察・記録しており
観察で訪れた場所は
200箇所以上。

 

 

 

 
 
 
家々がひしめく路地裏に
一歩中へ入れば
こういった植物が並べられた
光景を目にするのは難くない。
 
 
 
しかしそんな路上園芸を
ひたすら観察し続けたひとは
そうざらにいないだろう。
なんせ、他所の家の一部であり
たいがいは風景のなかに溶け込み
目を止めて繁々と眺めたりしない。
 

 

 

 
 
 
まるでフラワーショップかと
思うくらいに軒先に並べられた
数々の植木鉢たち。
窓や入り口を塞ぎ、
建物を飲み込むかのよう。
 
 
 
どんな人が住んでいるかわからない。
持ち主と植物の関係というよりも
むしろ互いに共生していると言っても
過言ではないような…
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
時折混じるツッコミも秀逸。
 
 
 
いつもなら素通りしていた街中も
ふと路上園芸観察をしたくなる。
 
 
 
***