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二泊三日で宮崎へ。
私の母の故郷は、宮崎県の日南である。
祖母、伯母（母の姉）、伯父が住んでいて
年に1回は顔を見せに行くようにしている。
私にとっては第二の故郷ともいえる場所。
▽前に宮崎へ行ったのは、
桜が咲き始める2月末だった。
昨年の末ごろから伯父が一時入院して
その後退院はできたものの心配なので
6月もお見舞いに行くことになった。
今回は父母や妹家族とタイミングを合わせ
おのおの別の場所から宮崎へ集まることに。
6月は祝日がないので休みが少ない。
普通の土日で一泊二日では
移動だけでばたばた慌ただしいので
月曜日に計画休をとって、三連休にした。
今回の旅は、次のようになる。
往きは博多駅から新幹線で鹿児島中央へ、
そこで特急きりしまに乗り換え、
宮崎県の都城で降りて車で日南へ。
帰りは車で宮崎空港まで向かい、
飛行機で福岡空港へ戻る。
時間はかかるけれども
新幹線と列車の旅がわたしは結構好きだ。
窓の外の景色をなんとはなしに眺めながら
そして時折本を読みながら、
地続きで着実に移動していく…
特急きりしまの窓から真正面に見える桜島。
前回に続き今回もあいにくの天気。
されど、いつ見ても迫力がある。
眺めるばかりで渡ったことのないその島を
いつかは途中下車して訪れたいと思う。
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今回の旅で食べたもの。
宮崎の都城駅から少し離れたところにある
「福元洋食店」。
父が駅まで迎えに来てくれたついでに
二人でお昼を食べに寄った。
わたしが頼んだのは
ハンバーグのセット。
セットの前菜がいろいろ着いていて
食べ応えがあるし美味しい。
ハンバーグも期待以上の美味しさ。
かなり満足度が高い。
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1日目の夜ご飯で行った
日南市飫肥にある地頭鶏のお店「綾」
当日なんとか予約がとれて
オープンの18時に到着。
開始直後にすぐにお店は満席。
それもそのはず、料理が美味しい。
うっとりするほど美しい鳥刺し。
これを食べてみたくてやって来た。
新鮮で信じられないほど美味しかった。
あっという間に平らげてしまう。
宮崎と言えばやっぱり地鶏。
こりこりとした食感、
そしてジューシー。
これはたまらん、ビールがすすむ。
一日移動して疲れはあるけれど
美味しいものを食べると癒される。
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いままでは宮崎に帰った時は
いつも伯母の家に泊まらせてもらっていたが
今回は伯父の体調が万全ではないので
近くのホテルに泊まった。
2日目は伯父の体調も良さそうで、
お昼ご飯を食べがてら、
南郷にある植物園と道の駅へ
家族みんなでお出かけ。
植物園には大きなドームがあり、
熱帯地域の植物を鑑賞できる。
入場料がなんと無料で、
雨の日に最適なスポット。
樹木、観葉植物、花々…
訪れた時期がよかったのか、
色とりどりの花や実がなる植物がたくさん。
馴染みのあるものから
初めて見るようなものまであって、
植物好きにはたまらない眺めだ。
来場者は少ししかいなくて
思う存分ゆったりみて回れる。
ところどころ看板がかけてあったりして
植物の名前を見ながら鑑賞した。
フルーツのような色をした
特徴的な植物。
黄色い部分が花だという。
名前の響きが可愛い。
宮崎といえばマンゴー。
ちょうど実の熟れるころ。
バニラがどんな植物なのか、
初めて実物を見た。
バオバブの木は
天に向かって静かに神秘的に。
スパシフィラムは
鬱蒼と茂り。
なんと見事なサンスベリア。
野生もこんな姿なのだろか、惚れ惚れする。
モンステラの巨大な葉。
自然の中で出会ってみたい。
ミッキーマウス・ツリーは
小さな宇宙船のようにぷかぷかと。
コウモリランの立派な姿。
育てたことないけど、興味が湧く。
気になったのは、変わった姿の植物。
なんていう名前なんだろう。
小さくてあざやかで小鞠のよう。
明るく暖かい色だ。
植物園をぐるりと見終わり、
今度は道の駅なんごうへ。
ジャカランタという植物の存在を
この時初めて知る。
花が咲くのが5月末から6月みたいで
道の駅のまわりそこかしこに
濃い青紫の花を見れた。
道の駅なんごうから見た海の様子。
雨上がりで空に雲、海も濁っていて残念。
それでも海を眺めていると、
どこか心が落ちつく。
久しぶりに家族が集まり、
一緒に食事をしたり、
お出かけができたりした。
伯父もみんなに会えて喜んでくれたようだ。
元気を分けてあげられたかな。
▽旅先で出会った可愛いものたち。
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