***







岡山シティミュージアムにて
蜷川実花展
『ー虚構と現実の間にー』を
観に行ってきた。
















以下、撮影可能のエリアでの写真。
まだ会期中なので
適度な量で載せておく。





***
















*** 













写真というものは
もともとそういう性質だけれども
蜷川実花の作品からはより強烈に
「いま、その瞬間」を感じる。



溢れんばかりに咲き誇る花々は
確かに鮮やかに煌めいているが、
それは限りのある美しさなのだ。
写真に切り取られたその一瞬の。




部屋を埋め尽くす、
何十枚もの原色の花々が
動じずに、そこで力を放っている。
長い感想はここでは不要だろう。















写真不可のエリアだったが、
父親である蜷川幸雄の死に際して
彼女が披露した『うつくしい日々』の
作品たちがとても良かった。





彼女の心象を
淡く、淡く、写真が代弁していた。






***




蜷川実花は、30代を振り返った著書の
『オラオラ女子論』がとてもいい。



映画や写真作品だけでなく、
この方の生き様自体がパワフルだ。
見せかけの美しさではなく、
魂から赤々と燃えている。










***