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倉敷市立美術館で開催されていた、
高橋秀+藤田桜『素敵なふたり』展に
ギリギリセーフで行ってきた!
(見逃さず、間に合ってよかった‼︎)
 
 
 
 
 
 
 
このふたり、ご夫婦である。
 
 
 
高橋秀は1930年生まれ、
広島県福山市出身の現代美術作家。
画壇の芥川賞と言われる「安井賞」を
1961年に受賞している。
 
 
 
藤田桜は東京生まれの手芸作家。
大学卒業後、かの中原淳一に誘われ、
少女雑誌『ひまわり』の編集者となり
その後も雑誌の表紙絵などを手掛ける。
 
 
 
ふたりは出会い、1958年に結婚。
最初は世田谷で新生活を始めるが、
1960年代のはじめにはイタリアへ。
以後41年間はローマで暮らしながら
作品を発表し続けていく。
 
 
 
日本に戻ってからは、
倉敷市の沙美海岸にアトリエを構え、
90歳近い年齢になった今もなお、
創作活動を続けている。
 
 
 
 
 
 
このおふたりのことを、
今回の美術展で私はほぼ初めて知った。
 
 
 
なので作品を見て、解説を読んで、
たったそれだけの知識しか、
持ち合わせていないが
それでもブログに書いておきたい。
 
 
 
なにがよかったって、
個々の作品もさることながら
このお二人の関係である。
 
 
 
創作活動中はお互いに別々で
集中して作業をするらしいが、
そうして長年作品を作り続け、
よきパートナーとして歩んできたこと。
それが本当に素敵で素晴らしい。
 
 
 
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この日、倉敷市立美術館は
皇室行事の祝日を理由に、
嬉しいことに無料開放されていた。
重厚そうなこの建物が美術館である。
 
 
 
 
 
 
もとは1960年に丹下建三により、
倉敷市の市庁舎本館として建設。
その後、建築家の浦辺鎮太郎が、
改修を行い、1983年に美術館とした。
 
 
 
実は、倉敷市立美術館自体、
足を運んだのは初めてだった。
まさに役所のような外観の建物だが、
中は吹き抜けで広々と解放的。
 
 
 
 
 
 
入り口から入ってすぐの真正面に、
まっさきにどんと飾られた3枚の展示。
高橋秀氏の作品は巨大で、
その大きさだけで迫力がある。
 
 
 
そして、彼の描く不思議な曲線は
単なる無機質な模様ではなく、
官能的でビビッドで神秘的。
まるで生き物のように感じる。
 
 
 
 
 
 
 
 
高橋秀氏は立体的な作品も作っており
この辺りではふくやま美術館や、
川崎医大で設置されているようだ。
とても身近な現代アート作家なのだと
改めて知った。
 
 
 
一方、藤田桜さんの布貼り絵の方は
美術展でも沢山飾られていたが
子供向けの絵本の挿絵として
数多く作品を残している。
 
 
 
『とりのともだち』、
『スパゲティならまけないわ』など、
読んでみて、どれも優しく温かい物語。
ひとつひとつを眺めてまわった。
 
 
 
 
 
 
 
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この日、なぜか気分が乗っていて、
倉敷市立美術館のほかに、
大原美術館、有隣荘も足を伸ばした。
美術館の3軒はしごである。笑
 
 
 
 
 

(有隣荘は普段は閉じているのだが、
企画展の時だけは中に入れる。
ここのお部屋から外を見るのが
本当に贅沢な眺めだと思う)
 
 
 
一緒に行ってくださった方が、
地元倉敷出身だったため
あれこれ説明をしてくれた。
わたしはそれを楽しく聞きながら、
ここぞとばかりにぴょこぴょこと
後ろから付いて回った。
 
 
 
ひとりよりふたり、
そんな芸術の秋の一日だった。
 
 
 

(下書きまで)
 
 
 
 
 
 
(清書した後)
 
 
 
 
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