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5月2日、
昨日と打って変わって晴れの南九州
折角なので祖母達とお出かけ。
宮崎と鹿児島との県境へドライブ。



最初のスポットは
日本の滝百選の一つで
宮崎県都城市にある、
『関之尾滝(せきのおのたき)』






ここは滝の上流に
甌穴群(おうけつぐん)と呼ばれる
大小様々な石の窪みが見られる。






↑一見なんの変哲も無い浅瀬のようだが、
約三十四万年前の加久藤カルデラの
噴火によってできた跡形らしく、
国の天然記念物にも認定されている。






吊り橋から見るとなかなかの迫力。
前日の雨で水量が多く、
ごうごうと落ちていく音も豪快。
山の緑と、白い滝の清廉な美しさ。






吊り橋の真下を見下ろすと
苔に覆われたハートの石発見💚



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その後、鹿児島県へ突入し、
霧島市にある『霧島神宮』へ。
縁起のいい場所に行きたかったのだ。
ここを訪れるのは初めて。






山の様子はまさにもう初夏。
背の高い、緑濃い杉林に囲まれ、
朱塗りの大鳥居が中央にどっしりと。
その奥に、うっすらと見えるは本殿。






と、その前に、
大鳥居のすぐ脇に『さざれ石』
国歌「君が代」に登場する
あのさざれ石である。



さざれ石というのは
もともとは小さな石同士が
長い年月をかけて雨水によって溶解し
ひとつの大きな石の塊になったもの。



石碑によると昭和62年に
この地に奉納されている。
薩摩が国歌発祥の地だかららしいけど
知らなかったよ。。。






霧島神宮の創建は6世紀で、
御主祭神は建国神話の主人公、
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)。
また、お后である木花咲耶姫尊を始め
御子孫達も祀られており、
あらゆる方面に縁起のよい神社。



ここにはさらに、
南九州のスギの先祖と言われる
樹齢800年の御神木があるのだが、
写真に収まらないサイズで撮影断念。
とにかく立派なスギの木だった。







参道を固める杉林、
朱塗りの派手な建築美、
最近こんな景色を見たなぁと思ったら
日光東照宮に少し似ている気がする。



あっ、ちなみに霧島といえば、
その昔坂本龍馬とおりょう
新婚旅行で訪れた場所でもある。
だから縁結びの御利益も。。。?



そうおもっておみくじを引いたら
「よいも悪いも神さままかせ」
「唯ひたむきに受けた務めにはげめ」、
と、すごく頼もしい大吉だった。
(*⁰▿⁰*)9



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最後は生駒高原のポピー畑へ。
解説はとくに不要だろう。
ここは秋になると、
コスモス畑になるんだそうだ。







長閑な気持ちになる、
5月にふさわしい、
緩やかな風と若い草の匂い。
時間をどこかへ忘れてきてしまう。



南九州好きだなぁ。
いつもは海側ばかり出歩いてるけど、
山側も魅力的なスポットがこんなに。
少し新鮮で神聖な、休みの一日。







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