佐藤可士和、といえば
超有名なアートディレクターだ。
ユニクロやTSUTAYA、楽天などの企業ブランドロゴ、携帯電話のデザイン、食品メーカーの製品パッケージ、ミュージシャンのCDジャケット、などなど、現代の商業デザインを数多く手がけている。
その昔、ホンダのステップワゴンのCMをご存知だろうか。「こどもといっしょにどこいこう。」というコピーと、ビートルズの「Ob-La-Di, Ob-La-Da」の軽快なメロディー。スケッチブックに絵を描いたような可愛いタッチで、あのCMが子供のころ大好きだった。今でも覚えている。
これだけ日常的にこの方のデザインを目にしているのに、全くもって今更ながら、初めて著書を読んだ。個人的な見解だが、デザインに関わる仕事をしている人の本というのは、真面目なビジネス書よりも、物事の捉え方が柔軟で、わかりやすく、表現が面白い。
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この本で取り上げる打ち合わせとは、所謂発表会や会議ではなく、プロジェクトを進めていくために人と会い、話し合っていく場のこと。
打ち合わせは、ただの「聞く場」ではない。「考える場」であり、「しゃべる場」であること。能動的に発言しなければ、参加する意味がない。
議論も訓練であって、何度も繰り返すうちに自分なりの理屈を言語化し、他人に伝えることができるようになる。
課題の答えというのは、案外クライアントの中にあることが少なくなくて、それを引き出すのが質問の力。
打ち合わせのファシリテーターは単に司会役ではなく、“打ち合わせをデザインする人”。その場のコミュニケーションを活性化させることが大切。
などなど、引用していたら長くなるのである程度ここでは要約。
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自分が営業職で、普段仕事のほとんどはお客さんとの打ち合わせ。電話にしろ、対面にしろ、常に相手を意識し会話をしているが、“打ち合わせをデザインする”という視点はなかなか浮かばなかった。(どっちかというと、私が引っ張らなきゃ的な気負いばかりで、空回りすること多々!)
最近仕事の幅が広がり、難易度も上がるけど、やり甲斐も増えてきて楽しいので、ビジネス関連の本は、今!まさに!もっと!読みたいと思っている。インプットに遅れないようにアウトプット。こういうときは止まらずに自分の波に乗る。
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