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“じぶんがつくった歌を、誰かが歌ってくれたり、
じぶんたちがつくった服を、誰かが着てくれたり、
じぶんが書いた文章を、誰かが読んでくれたり、
そういうことって、ほんとうにうれしいことです。
じぶんのためだけに歌う歌もあるでしょうし、
じぶんが書きたいというだけで書く文章もありますが、
それはそれで、いいんです。
でもね、誰かに伝わるというのは、
ずいぶんうれしいものです。”




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『ほぼ日刊イトイ新聞』、
通称“ほぼ日”を割とマメに読んでいる。



コピーライター糸井重里氏が、
1998年6月6日に始めて以来、
毎日欠かさず更新されている
WEBサイトだ。



毎日欠かさずなんて凄いなぁと思う。
日記のようで日記ではなく、
あくまで“メッセージ”となって
発信されているのが凄いなぁと思う。



WEBではよく読んでいるが、
本の形で読んだのは初めてだった。
表紙の絵は荒井良二。
この色どりがいい感じ。



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“「どっちもほんとです」ということが、
ほんとうに増えてきました。
「どっちも」ばかり、そんなことばっかりです。
どうも、このあたりのことは、
自分が年をとってきているということと、
大いに関係があるような気がしています。
若いときには、「どっちか」についてばかり
考えていましたよ。”



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糸井重里の文章は、
割とひらがなが多い気がする。
言葉がほどよくほぐされていて、
やわらかくて、すうっと染み込む。



こういう文章を書けたらと思うけど、
毎日更新するだけで精一杯。
どうしたらこんなに気持ち良く
言葉をつなげられるのか。




憧れて、好きになって。
真似をして、好きになって。
近づいて、好きになって。



“じぶんが書いた文章を、誰かが読んでくれたり、
そういうことって、ほんとうにうれしいことです。”



ひとつひとつは
ありきたりの言葉なんだけど、
ほんとうに、共感する。
ほんとうに、心に染み込んでいく。



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