もったいない子育て | 魔法使いの住む家

魔法使いの住む家

「お前、全然家事やってない!」
旦那に怒られました。
全然家事をやってないように見えるらしいけど、
我が家は汚くもなければ食事の手を抜いてるわけでもない。
魔法使いが住んでいるような家事を紹介します。

もったいない子育てをしているなあと思うお母さんがとても多いです。

何がもったいないかというと、子供がいるってことは毎日映画の主役たちと一緒にいられるってことなのに、それを楽しんでいないこと。

見方を変えたら、子育て期間は子供から沢山のワクワクを共有させてもらえるんですよ。

まず、子供が何かを投げたらほとんどのお母さんは「ダメダメ、やめなさい」と止めます。
人前で体裁が悪いだけかもしれませんが、別に壊れるものでなければ止める必要はありません。
彼らは様々な実験をしているのですって。
よく見ると投げ方を変えたり、投げるものを変えたりして、実験しているのだとか。
そのように見ると、確かに子供たちは工夫して投げているのです。
そして、そのように見ればその姿がとても可愛らしく見えてくるから不思議です。

もしも自分が別の星に行ったら、そこにあるものを調べ、匂いを嗅いだり、触ったり、舐めてみたりするでしょう。
彼らのやることは全て「冒険」なんです。

男の子は高いところには必ず登るし、箱があれば必ず入ってみるし、
イスやテーブルの下は潜ります。
やるだろうなと思っていると必ずやります。
女の子は育てたことがないのでわかりませんが、女の子の話題は男の子のことが多いようなので、初恋のドキドキを共有させてもらえるでしょう。

彼らの冒険は成長していくので、同じ実験は二度としませんから、飽きることなくドキドキを一緒に楽しめます。

この心がまえがあると、イライラしないでその姿を楽しめます。
うちの二男は泡ででるハンドソーブを毎日一本空にしていました。でも、およそ5本ほど空にしてからはハンドソーブは全く減らなくなりました。飽きたんですね。
空になったボトルを持つと、洗面台を泡だらけにして遊ぶ子を想像して楽しくなります。

心がまえがあると、育児を私一人に押し付けてと、夫を恨むどころか、楽しいことを独占して悪いね、という気持ちにすらなります。
電子機器で楽しく遊んでいたら悔しいような気持ちになります。
ちょうど恋人がゲームしてて見向きもしてくれない時のような気持ち。

子供の世界を想像して楽しんでください。

楽しめればこんな楽しい時期は滅多にないのです。

子どもの冒険を一緒に楽しめないのは実にもったいないこと。

それでも忙しいと楽しめないこともあります。

どうしても、辛くて苦しいならば、誰かの助けを借りて、ゆっくり休んで。

普段からママと冒険をしている子は可愛らしいので預かってくれる人も喜んでくれます。

 

そして、冒険を邪魔されなかった子達には

世にも恐ろしい「反抗期」がなく、実に楽な思春期を楽しませてくれますよ。