魔法使いの住む家

魔法使いの住む家

「お前、全然家事やってない!」
旦那に怒られました。
全然家事をやってないように見えるらしいけど、
我が家は汚くもなければ食事の手を抜いてるわけでもない。
魔法使いが住んでいるような家事を紹介します。

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洗面所に一枚クロスを置いておくと洗面所掃除という仕事が無くなります。

無くなるなんて言うのはちょっと大げさですが、きゅっきゅと拭き上げるような気合の入った掃除をしなくてもいいのです。

家族にも気が付いたら拭いてね、と言っておけば、本当に「洗面所の掃除」という仕事はなくなっちゃいますよ。

但し、クロスは自分が使う時には軽く洗います。

歯を磨くついで、手を洗うついでに、くるっと周囲を拭く。
水のすじが残っても気にしない。
すぐ次の時に拭き取れるから。

洗面所周りに飛び散った水滴が気になったら拭くことが出来るクロスを置いておくだけでこれが可能になります。

現在の職場にも置いてあるのですが、見ているとささっとクロスで周りを拭く方がいらして
その仕草がかっこいい。
この人のお宅はきっときれいなんだろうなと想像しました。

その仕草が洗練されていてカッコいいなと思っていたら、
実はあれが最も楽にそうじする方法だったんですよね。

お風呂から上がったら、タオルで拭くことをやっていたことがありますが、布きんを一枚置いておいて、いつでも拭けるほうが楽で、常に洗面所が綺麗です。

常にクロスを置いておいて、水滴を拭いたらついでに周囲や鏡をさくっと拭いておけば洗面所まわりは特別掃除することはありません。

私は使い古しのハンドタオルを置いていますが、水分がとびにくいので、石鹸受けに置いて、乾燥しやすいようにしています。


風水では洗面所の鏡が汚ないと美貌が損なわれると言いますよ。蛇足ですが。

 

トイレの掃除は実は一番簡単です。

 

なぜなら、日本の便器は非常に高性能で、ほとんど掃除の必要がないから。

もしもトイレの掃除が大変で嫌いと言うなら、それは汚れがこびりついてから掃除するからです。

 

汚れをこびりつかせるのは「時間」と「モノ」です。

汚れが付いてもその場でふき取れば全くトイレは汚れません。

但し、これには掃除の道具が常備されていることと、汚れる物を極力減らすこと。

便座カバー、トイレマット、ティッシュホルダーカバー、掃除道具、飾り物、芳香剤等々、不潔な汚れを吸い込んだものを増やさないようにすることが何より大事。

芳香剤はこまめにティッシュでふき取り、換気扇を回しておけば必要ありません。

 

さて、家族の協力を得るためには説明しておくことが必須。

一番目につく位置に掃除用スプレーを置いておき、家族には
「スプレーしてトイレットペーパーで拭けばよい」ということを教えます。


床に飛び散る水しぶきを見つけたら犯人を呼び出して掃除してもらう。
何回か繰り返すと子供なら小学生くらいからちゃんとできるようになりますし、私が掃除しなくても時々トイレから掃除の音が聞こえてくるようになってます。これは子供じゃないけど。

また、便座カバー、床マットなどの付属品をつけていません。
お手入れしなければならないものが増えるだけだからです。
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全て剥き出し↑

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便座に座った位置から良く見える入り口に置いてある掃除用スプレー。

子供には幼いうちから
「いずれはひとりでやるんだよ」とずっと言い続けてきたので、小学生の高学年くらいになってようやく役にたつようになってきました。

重大なポイントは声掛け。
1、絶対けなさない、
2、相手のやり方に文句言わない
3、終わったら「ありがとう」の声かけする」こと。

けなしたりしたら二度とやってもらえなくなってしまいます。

また、時間が経つと忘れられてしまうので、近々掃除説明のプレートを付けようと思っています。

 

もったいない子育てをしているなあと思うお母さんがとても多いです。

何がもったいないかというと、子供がいるってことは毎日映画の主役たちと一緒にいられるってことなのに、それを楽しんでいないこと。

見方を変えたら、子育て期間は子供から沢山のワクワクを共有させてもらえるんですよ。

まず、子供が何かを投げたらほとんどのお母さんは「ダメダメ、やめなさい」と止めます。
人前で体裁が悪いだけかもしれませんが、別に壊れるものでなければ止める必要はありません。
彼らは様々な実験をしているのですって。
よく見ると投げ方を変えたり、投げるものを変えたりして、実験しているのだとか。
そのように見ると、確かに子供たちは工夫して投げているのです。
そして、そのように見ればその姿がとても可愛らしく見えてくるから不思議です。

もしも自分が別の星に行ったら、そこにあるものを調べ、匂いを嗅いだり、触ったり、舐めてみたりするでしょう。
彼らのやることは全て「冒険」なんです。

男の子は高いところには必ず登るし、箱があれば必ず入ってみるし、
イスやテーブルの下は潜ります。
やるだろうなと思っていると必ずやります。
女の子は育てたことがないのでわかりませんが、女の子の話題は男の子のことが多いようなので、初恋のドキドキを共有させてもらえるでしょう。

彼らの冒険は成長していくので、同じ実験は二度としませんから、飽きることなくドキドキを一緒に楽しめます。

この心がまえがあると、イライラしないでその姿を楽しめます。
うちの二男は泡ででるハンドソーブを毎日一本空にしていました。でも、およそ5本ほど空にしてからはハンドソーブは全く減らなくなりました。飽きたんですね。
空になったボトルを持つと、洗面台を泡だらけにして遊ぶ子を想像して楽しくなります。

心がまえがあると、育児を私一人に押し付けてと、夫を恨むどころか、楽しいことを独占して悪いね、という気持ちにすらなります。
電子機器で楽しく遊んでいたら悔しいような気持ちになります。
ちょうど恋人がゲームしてて見向きもしてくれない時のような気持ち。

子供の世界を想像して楽しんでください。

楽しめればこんな楽しい時期は滅多にないのです。

子どもの冒険を一緒に楽しめないのは実にもったいないこと。

それでも忙しいと楽しめないこともあります。

どうしても、辛くて苦しいならば、誰かの助けを借りて、ゆっくり休んで。

普段からママと冒険をしている子は可愛らしいので預かってくれる人も喜んでくれます。

 

そして、冒険を邪魔されなかった子達には

世にも恐ろしい「反抗期」がなく、実に楽な思春期を楽しませてくれますよ。