遠野市附馬牛町の早池峰神社のちょっとだけ手前にある、やませみ工房さんの「本を読む小屋第3号」が発行になりました。
第3号で取り上げられている人首という地域。この地名は、蝦夷と征伐として坂上田村麻呂が、阿弖流為や母礼に率いられた蝦夷軍と戦った時代による。阿弖流為達が降伏の形を取った後に、最後まで抵抗して4年も山に立て籠って戦った阿弖流為の甥、人首丸が由来だという。
中央政権に服さず屈しないため蝦夷は攻撃されたし、おらが日本史で習った頃は「蝦夷」というと良くないイメージだった。
でも高校で習ってから半世紀過ぎて考えるに、蝦夷は穏やかで優しい民族だと思う。
この第3号の中には「けかず」、飢饉に触れているお話もあり、蝦夷の地に住まうことは自然に懐かれることであり、穏やかで辛く誇り高く暮らしたのだと思う。
蝦夷…誇りに思うよ、おらは。
興味がある方はお求めくださいね。
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おやすみなさい。