県南の一関市東山では、「つづらご」と言うんだと教わった。

これね…。

繊維の両側に紙料がくっついて丸まったものだ。
初めて見た時はかわいいと思ったけど、今は取り除くようにしている。
油断してると大きな玉になるし三つ子にも四つ子にもなってしまう。
叩き加減が微妙だと出やすい気がするがそればかりも言えない。
最悪の時は数枚漉くあいだにつづらごが20や30もできる時がある。そんな日は泣きそうになってしまう。
ああ、今日積み上げた紙を見てると、塩釜が食べたくなる。


ごきげんよう。